ニュージーランドの妊婦事情 [33週から37週目]

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何回かに分けて紹介している「ニュージーランドの妊婦事情」の3回目です。

今回は33週目から37週目のことを紹介したいと思います。

ちょっとマニアックな話かもしれないんですけど、日本の事情を知っている方は日本の事情と照らし合わせたり、ニュージーランドで出産、育児をしたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

どこで出産をするか最終的な気持ちを固める

妊娠33週から37週になるとそろそろ臨月まで近づいてきているので、急な陣痛に備えて助産婦と「どこで」「どうやって」産むかを決めなければなりません。

ニュージーランドでは出産場所として病院で産むのはもちろん、自宅で出産することもできます。
自宅での出産は統計で見ると5%程度と言われています。ところが自分たちの助産婦が所属しているところや両親学級は、自然分娩を強く押しているせいか50%くらいは自宅で出産を希望しています。

Ready for Action
© Martin Burns

自宅で出産するときは、大きなバスタブもしくは子どもが遊ぶようなプールにお湯をはって出産するそうです。
プールは出産用のものがあります。(上の写真)買うと250-500ドル、借りると保証金を抜いて100-150ドルくらいかかります。

また病院で出産する人たちの多く(といっても自分たちが参加した両親学級と、他の妊婦さんたち)は水中分娩を希望しています。

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自分たちは病院での水中出産を希望しているんですけど、あとはいろいろな条件次第という感じです。実際、水中分娩を希望していても状態次第で行うことができず、分娩台を使う人たちも多いそうです。

病院ツアーに参加してきました

病院で産む人たち以外に自宅で産もうと思っている人たちも、病院に行って施設を事前に見ておくことを強く勧められます。と言うのも陣痛が来ていざ出産!となったとき、もしくは何らかの理由で自宅での出産ができないと判断されたとき、病院には自分たちで行かなければなりません。

そのときどこに車を停めて、どのエレベーターに乗って….と言うことを知っておいたほうが良いのと、どんな場所で出産するのかを知っておくのは良いことだからです。

Birth Suit in Wellington Hospital

ここが出産する部屋です。1枚写真を撮らせてもらいました。
写真右の機材の裏には出産用の大きなバスタブがあったり、写真より手前にはトイレやシャワーがあります。

急に読み物がいっぱいに

この33週から37週にかけて急に助産婦から「読んでおくように」と言われるものが増えました。

産まれてからの安全についてとか、産まれたあとで行う血液検査、あとビタミンKの注射を打つか打たないか、あとこのあと紹介しますが親が受ける予防接種の資料もいろいろ渡されました。

もちろん資料は全部英語です。
海外で生活する上でこういう英語の資料は避けて通ることができないのはわかっているんですけど、医学系はけっこう大変です。

lots of pamphlets for baby

例えば産まれたあとで行う血液検査で、先天的な病気があるか調べますよと言う資料に”Congenital Hypothyroidism”と書いてありました。もちろん何のことだかサッパリわからないので、英和辞典で調べると「先天性甲状腺機能低下症」というらしく、日本語でも意味がわからないから、これをネットで調べて…とけっこう時間がかかるわけです。

しかも、こんな長い単語なので3歩ほど歩くと忘れてしまいます。なので次のページに同じ単語が出てきて、「はじめまして」な感じで調べて「あ、これさっき調べたやつだ…」と愕然とします。それの繰り返しです。

親が予防接種を受ける

親がインフルエンザや百日咳にかかって子どもにうつらないようにするための予防接種を受けました。
ちなみに百日咳は英語でwhooping coughと言います。

料金はお母さんは無料で、お父さんは実費です。
まずインフルエンザの予防接種は30ドル。それと百日咳を含むジフテリアと破傷風の3種混合ワクチンが45ドルでした。2人で75ドルと考えれば安いんですかね。

2本を同じタイミングで打ったので、ちょっと大丈夫?と思いましたけど、倒れたり痙攣を起こしたりせずに無事に家に帰ってくることができました。

助産婦に会うのは毎週に

最初、助産婦に会うのは月に1回でした。
それが妊娠24週を過ぎた辺りから週2回になり、36週を過ぎたら毎週になります。

Baby Photos at the midwives

会う度に出産時の麻酔の説明を聞いたり、陣痛が来たときにどうするか?と言う話を聞いたり、最初のころは会って「元気?」と聞かれて、血圧計ってお腹の音を聞くだけだったのが、より具体的な話を聞くことになります。

あと診断は、尿検査、血圧と脈の検査、触診、むくみチェック、お腹の大きさを測るくらいです。

超音波検査を何度かやりました

ニュージーランドの妊婦事情 [0週から26週]で超音波検査は「基本」2回と書きました。

ところが我が家では追加で2-3回ほど検査をしています。
というのも、日本人は妊娠してもニュージーランド人と比べてお腹が出っ張りにくいせいなのか、触診だと他の同じ週の妊婦と比べてお腹が小さい=子どもが小さいかもしれないと判断されたからです。

結果的に検査してまったく問題ないどころか、むしろ順調すぎるくらい育っていたんですけど、その後も触診ではわかりにくいため、確認の意味で超音波検査を行いました。

これらの費用ももちろん無料です。

まとめ:37週目まで来て感じること

これはニュージーランドという国としての考え方なのか、それとも自分たちがお願いしている助産婦さんが属している会社の考えなのかわからないんですけど、とにかく「自然」であることを推奨してきます。

そしてほとんどアレをしてはいけないとか、これをしなさいと言われることもありません。
言われるのは「歩いて体力付けなさい」くらいです。

それと何度も聞くのは「子どもは準備ができたら自分で出てくるから」ということです。

残念ながら日本の出産事情と比べられないので「ここが良いよ」とか「ここは日本の方が良いね」とか比較することはできません。その辺がちょっと残念です。

出産予定日まで2週間を切ったので、たぶん次回の「妊婦事情」は出産についてを紹介することになると思います。もし「こういうこと知りたい」とかあれば、info@nzlife.netまでメールでお問い合わせください。わかる範囲内でできるだけ記事の中に盛り込んで行くなり、メールで直接返事させてもらったりします。

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