冬のニュージーランド 夜空の見どころはなんと言っても”天の川”

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最近、ニュージーランドのテカポで星空を見たい!という人たちが日に日に増えている感じがします。

少し前にもテカポでオーロラが観測された話を日刊ニュージーランドライフのFacebookページでシェアしたところ、1つのシェアに900近い「いいね」が付いてビックリしました。

その時の写真がこれです。

11 April 2015

ニュージーランドの星空、特にテカポの星空がドンドン注目されていくことは、昔からニュージーランドの星空が大好きな自分にとっては本当に嬉しい限りです。

今日はテカポの星空観測のツアー会社Earth and Skyで星空ガイドをしている角田夏樹(カクダナツキ)さんに「ニュージーランド 冬の夜空の見どころ」を教えてもらったので紹介したいと思います。

冬は夜の時間が長い=星空を楽しめる時間も長い

ニュージーランドは夏場、日がすごく長いです。
そのため星がちゃんと見えるようになるのは22時くらいとかなり遅めです。もし夏、星を見ようと思うと22時まで待って星を見に行って、それから帰ってきて寝る準備をして…と夜遅くまで起きていないといけないので、何気に大変なんです。

ところが冬になると早ければ17時すぎには、日が落ちて星空を観測することができます。
この5時間はだいぶ大きいです。星空観測をしたあとで、晩ご飯を食べて体も冷えてると思うので熱いシャワーでも浴びて、お風呂上がりにニュージーランドのビールを飲んで…なんていう楽しみも待っています。

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冬の天の川は必見!

冬のニュージーランドで星空を見るとしたら何を見たいですか?
実は冬のニュージーランドでぜひ見て欲しいのが「冬の天の川」なんです。

天の川は場所によって星の密度が違うことによって薄く見えるところや濃く見えるところがあります。また同じように場所によって天の川自体の太さも違ってきます。

ニュージーランドは6月から8月の冬にかけて、その天の川の中心部分で一番星の密度が高い部分を見ることができるんです。

しかも、その一番太い部分を天頂にして、空の端から端まで天の川がかかっている光景を目にすることすらできるんです!

Nikon D800 Nikon 14-24mm f2.8
© Andrew Xu

もちろんそんな風に空の端から端まで見るためには「どこで見るか」「遮るものがない場所」に行かなければなりませんけどね。

天の川を見るときに注意したいのが、天の川はすごく月の明かりの影響を受けやすいことです。
できれば新月の日の周辺を狙って観測するのがベストです。ちなみに2015年の場合、新月は6月16日、7月16日、8月14日なので、その辺が狙い目です。

冬こそテカポで星を見るのが良い

ニュージーランドは日本と違って夏が乾燥していて、冬は雨の日が多いため湿度が高くなります。

日本で星がキレイに見える時期は冬ですね。
これは星がキレイに見えるための条件として「乾燥した日」が挙げられるからです。日本の冬は乾燥してますもんね。ところが、ニュージーランドの冬は湿度が高くなるため、夏ほど星がキレイに見えないことが多いです。

ところがです。
テカポはその地形のおかげで年間を通して晴れ間が多く、また年間通して乾燥しています。
そのため、ニュージーランドの他の場所では天気が悪く星が見えにくくても、テカポは星を見るチャンスが高くなるんです。

Starry Starry Night
© Chris Gin

実際、テカポはニュージーランドの中でも晴れ間が多い都市の第4位なんです。
ちなみに3位はブレナム、2位はニュープリマス、1位はファカタネです。

空いっぱいの天の川を見に来ませんか!?

ニュージーランドの天の川を最初見たとき、正直なんだかわかりませんでした。
あんな光の帯が空を横断しているなんて思っていなかったからです。「あのモヤッとしたの何だろう…」のあと一瞬経って「あ!あれが天の川か!」と感激しました。

ちなみにEarth and Skyでは7月と8月に七夕フェスティバルと題して、普段とは違うツアーを実施しているそうです。詳しい情報はEarth & Sky – イベントをご覧いただくのが良いと思います。

7月8月ニュージーランドを旅行する予定の人は、行く場所の候補としてテカポを入れたり、どこか開けたところで星空を見る機会を狙ってみることをオススメします!

情報提供:角田夏樹|Earth & Sky

Natsuki-Kakuda
大学在学中にニュージーランドを旅行しテカポに出会う。
天文学を専攻していたことから星空ガイドという仕事に強い興味を持ち、日本で3年働いた後テカポの星空を忘れられず移住を決意。2013年にEarth & Skyに入社、2014年から星空ガイドと平行してNZ・日本共同プロジェクトのMOA Projectの観測員として参画。現在に至る。

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