雑学・豆知識

イースターって何?元々の由来や現在の扱い。なぜウサギとタマゴを使うのか

ニュージーランドでは毎年3月か4月にイースターと呼ばれる祝日があります。

イースターといえば、ニュージーランドを含むイギリス圏ではクリスマスに次いで大きな祝祭日です。

僕は2008年にニュージーランドに移り住んでから、イースターの時期に日本にいたことがほとんどないのであまり日本のイースター事情がわかりませんが、ここ数年徐々に日本でもイースターという言葉をみかけるようになったそうですね。

今回は「そもそもイースターって何だろう?」「なんでウサギやタマゴが出てくるのだろう?」という疑問を解決していきます。

そもそもイースターって何だろう?

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イースターは英語で書くと「Easter」です。日本語ではそのまま「イースター」というか「復活祭」と読んだりします。

もともとイースターの由来は、この日は十字架にかけられて亡くなったキリストが蘇った日といわれています。クリスマスが「キリストの生誕を祝う日」なら、このイースターは「キリストの復活」を祝う日ということになります。

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「キリストが特別な存在になった日」という観点で見ると、クリスマスよりもイースターの方が特別な日なのかもしれません。

そんなイースターはニュージーランドを含む多くの国で祝日です。
昔、まだ祝祭日とか労働基準法すらなかった時代でも、クリスマスとイースターだけは労働者はお休みが与えられたほどキリスト教の人たちにとって大切な日のようです。

ちなみに同じ「イースター」が付くモアイで有名なイースター島は、1722年のイースターの夜にオランダ海軍が発見したことから「イースター島」と名付けられました。

イースターの日付けは毎年違う

イースターがややこしいのは、その都市ごとにイースターの日が違います。
しかも「第3日曜日」とか、そういうわかりやすいものではありません。

イースターがいつなのか?というと

春分の日(ニュージーランドなど南半球の場合は秋分の日)の後の最初の満月の次の月曜日

です。

今でこそスマホやパソコンがあるので、春分の日や満月の日を探し出せばイースターがいつなのか自分で調べることができますが、ちょっと前なら不可能に近いものがあります。

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ちなみに2015年から2024年までの10年間のイースターの日の日付を見てみるとこんな感じです。

  • 2024年3月31日
  • 2023年4月9日
  • 2022年4月17日
  • 2021年4月4日
  • 2020年4月12日
  • 2019年4月21日(今年)
  • 2018年4月1日
  • 2017年4月16日
  • 2016年3月27日
  • 2015年4月5日

ここ10年で見ると3月末から4月中旬まで日が動きます。これは覚えられません。

イースターの日は元々何をする日だっただろう?

では、そんなイースターの日にニュージーランド人は何をしているのか?というと、宗教的なこと、例えば教会に行ってお祈りを捧げたり集会に参加したりする人もいます。でも、自分が知り合った人たちはほとんど宗教的なことはしていません。

伝統的には、イースター前の約40日は肉や乳製品、アルコールなどを摂ることに制限をかけます。この時期のことを「四旬節 しじゅんせつ」、英語では「Lent」と呼びます。

どうしてアルコールなどを摂らないか?はいろいろ説明が難しいので、興味がある方はWikipediaなどをご覧ください。

そしてこの「約40日にもわたる四旬節」はイースターの日に解禁になるため、肉やタマゴ、バター、牛乳などをタップリ使った料理が振る舞われます。

そして街中では、イースターの少し前くらいからホットクロスバンズ(Hot Cross Buns)というシナモンとかレーズンが入ったパンや、タマゴやうさぎの形をしたチョコレートが大量に売られます。

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イースターエッグとイースターバニーの不思議

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イースターの時期になるとタマゴの中身を抜いて、タマゴの殻にイラストを描いたものや、タマゴ型のチョコレートを見かけます。

タマゴが使われる理由は「命」の象徴であることと、キリストの復活と、タマゴの殻を破って生まれてくる姿を重ねて縁起が良いものとされているからです。

そしてイースターバニーのうさぎはうさぎは多産で、たまご同様「命の象徴」とされているため、同じように縁起が良いとされています。

そこで不思議なことがあります。それはイースターエッグを運んでくるのはイースターバニーで、そのイースターエッグをイースターバニーは産んで持ってくるというんです。

でも、よく考えてみてください。
うさぎは卵を産みません。なんでそんなことになっちゃったのでしょうか。不思議です。

現代の人にとってイースターは観光&買い物のシーズン

では、敬けんなクリスチャン以外の現代の人たちにとってイースターとは何の日か?というと、観光と買い物の日といっても過言ではないと思います。

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イースターのあいだはどの観光地も混み合います。
宿泊施設は値段を少し高くしてもどんどん空き部屋はなくなるし、航空券もすごく高いです。それでも多くの人が遊びに出かけます。

日本のゴールデンウィークにどこも混むのと同じですね。

ちなみにイースターの期間中気を付けなければならないことがあります。それはイースター期間中(2019年の場合、4月19日から4月22日)、さらに4月25日のANZAC Day周辺はお店、特に飲食店がお休みになりがちだと言うことです。

そしてイースターの時期はお店がこぞって「イースターセール」をやります。
普段定価のものが安くなるとあって狙っている人も多いそうです。時々ニュースで「今年のイースターセールの売り上げは前年◯%アップ」とか報じています。

我が家もイースターの週末はセールを待って、念願の乾燥機を買いました。普段よりだいぶ安くなるので、庶民には本当にありがたいです。

結局のところ、もともと宗教的なものだったイースターも、だんだん宗教色は薄れてちょっとしたお祭りみたいな感じになってしまうんですね。

特にニュージーランドは英語圏の中でも比較的「自分は無宗教」と考える人が多い国なので、「ただのイベント」という傾向は他の国よりも強いのかもしれません。

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日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のTwitter @masaosadaには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。