海外生活10年弱で感じた英語を上達ために大切なこと

海外で生活しよう!と思う遙か前。
「海外に住んでいる/住んでいた」という人に会うと「絶対のこの人は英語ペラペラだ」と勝手に思っていました。

そして気が付けば自分がその「海外に住んでいる人」になってから早くも10年が経とうとしています。
(途中1年ちょっと日本で生活していますけどね)

実際のところ英語力ってどうなんでしょう?と言う正直なところを書いてみつつ、今、英語を勉強している人が上達するために必要なことを紹介していきます。

ニュージーランドでは永住権に英語力が必要

Newtown Festival 2015

ニュージーランドでは永住権を取るためにはIELTSと言う英語の試験で6.5以上のスコアを取らなければいけません。
それかそれに準ずる英語力の証明が必要です。

アレコレ書く前にIELTSが何か簡単に説明しておきますね。
IELTSはInternational English Language Testing Systemの略で、英検とかTOEICと同じ英語力を測定する試験です。アイエルツと読みます。

イギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカなどで導入されていて、ニュージーランドはもちろんカナダやオーストラリアでも移住するための必須条件です。

IELTS6.5をTOEIC換算すると850点とか900点と言われています。
でも、IETLTSはTOEICと違ってリスニングとリーディングだけでなくて、スピーキングとライティングも含めた平均点になるので、しゃべることが苦手な日本人は6.5を取るのはけっこう大変です。

具体的な例を書くと、例えばリーティングとリスニングはTOEICで900点=IELTSで6.5取れる人でも、スピーキングとライティングがIELTS5.0(TOEIC550点程度)だと平均は5.75になります。でもスコアは0.5単位なのでIELTSのスコアは5.5しかもらえません。

ところで、このIELTS。実は受けたことがありません。それでも永住権は取れるんです。
ただそれはニュージーランド国内の合格基準に面接が含まれる資格を持っていたり、英語で接客業をやっていたことが「IELTS6.5相当かそれ以上の英語力を持っている」という証明になったからです。

現実に永住権の申請をして、移民局から電話がかかってきて電話面接を行った結果、英語力が足りないと判断されて「IELTS6.5のスコアを出してください」と言われた人がいました。

海外生活をしていると英語は話せるようになるのか

ちょっと話がIELTSとかニュージーランドに移住するためのものに逸れてしまいました。

それでです。海外に住んでいたら英語は話せるようになるのでしょうか。
最近すごく感じるのは「まったくそんなことはない」です。

Lower Hutt Vege Market

前職のMaruia Springsで受付の仕事をしていたとき、お客さんに日本人はほとんどいませんでした。
1週間に1人来るか来ないか程度でした。そのため仕事中は英語で接客、電話で予約を受けたり、メールの対応をしたりしていました。なので、その頃はマシでした。

ところが1年ちょっと前にウェリントンに越してきて、自分で仕事を始めました。
すると気が付けば英語を話すのは本当に限られたときだけになったんです。今でこそ赤ちゃんが生まれるにあたって助産婦に会ったり、毎週両親学級に行って子育てのことを学んだり、そこでこれから同じように父親母親になる生徒さんと話したりしますけど、それがなければ英語を話すことはほとんどありません。

すると怖いくらい英語力は抜けていきます。最近話す機会が増えたからこそ、その英語力の低下を顕著に感じています。
毎日、英語の新聞を読んだり、ニュースを見たりしていても、どんどん英語はしゃべれなくなっていくということです。

なので、海外に住んでいるからと言って英語がペラペラなのか?と言われたら、そんなことはないというのが正解だと思います。ただこれはもともとの英語力や、基礎力にもよると思います。もともと自分は30才の時点でTOIE315点で英語力ほぼゼロからのスタートだったので、これが子どもの頃から英語が大好きでずっと勉強している人は違うかもしれません。

英語力アップには何が必要なのか

The Bresolin

最近そんな経験を踏まえて感じたのは、英語力をアップするにはインプットを幾ら増やしても効果がないということです。
現に今の生活は、英語のインプットで言えば毎日ちゃんとできています。記事を書くために新聞を読んだりしてますから。

でも、ダメなんですね。

と言うことは、やっぱり英語はしゃべったり書いたりして、人とコミュニケーションを取ることが大切なんだと思います。
英語は学問ではなくて、やっぱりコミュニケーションツールだと言うことです。使わなければ意味がないんです。

誰かに向かって話す量を増やせば、結果的に相手の話していることを聞くのでリスニングも鍛えられるし、話す前や話し終わったあとに自分が言いたいこと/言いたかったことをきちんと調べていけば、かなり勉強になります。

英語の本を読んだり、文法を学ぶことも大切です。
でも、そればっかりでは頭でっかちになってしまうんでしょうね。個人的に思うのは「英語の勉強」「英語を使ったコミュニケーション多め」「英語の勉強」「英語を使ったコミュニケーション多め」を繰り返していくのが言いように思えます。

最近はスカイプを使ったオンライン英会話もいろいろあるし、友だちとの外食1-2回を控えたり、欲しいものを控えめにして捻出してでも「英語を使ったコミュニケーション」に時間を割くのが英語上達です。

ワーホリでニュージーランドに来た方も、英語を上達させたかったら、日本語の環境を減らして(ゼロにしなくて良いと思います)英語でいろんな人と話す機会を増やした方が良いですよ。

と言うことで、自分自身本当に英語力の低下が著しいので何とかしないと行けないなぁと思う今日この頃です。
オンライン英会話でもやろうかな….

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