旅行者ピンチ!?レンタカー屋が貸す前にテストを実施か

去年の年末からニュージーランドでは旅行者の車の事故があとを絶ちません。
毎日とは言わなくても2日に1回くらいの割合で旅行者絡みの交通事故や、トラブルのニュースがテレビや新聞で報じられています。

毎年夏になると旅行者が急増して、事故は多くなるんですけど今年はなぜかそういった報道をよく目にします。
事故の数・トラブルの数が増えているのか、それとも報道の流行りなのかは具体的な事故件数などが発表されなければわかりません。

そういった報道を受けて、あるレンタカー会社が旅行者に対して車を貸すときにキチンと運転ができるか、ニュージーランドの交通ルールを知っているかテストをすると発表しました。

問題視されている外国人旅行者の運転・交通マナー

最近よく取り上げられているのが交通事故はもちろんなんですけど、外国人旅行者の運転と交通マナーの悪さです。

死亡事故など深刻な事故にはならなくても小さな事故の原因としてあげられるのが、「左車線・右ハンドル」です。
日本人にとって馴染みのある「左車線・右ハンドル」なんですけど、実は世界中でもニュージーランド、日本、イギリス、オーストラリア、香港、南アフリカなど限られた国だけなんです。

そのため「左車線・右ハンドル」の状態で車を運転することになれていない人たちは時として事故を起こしかねません。

Ross Place, Lawrence
© Matt

そしてもう一つが交通マナー・モラルです。
最近何件か交通マナー・モラルの悪さで中国人旅行者とニュージーランド人がもめてトラブルになったと報道されていました。そのトラブルは中国人カップルが細い山道で車を停めて写真を撮っていたために、渋滞を作ってしまったことが理由でした。

また別の外国人が何度もセンターラインを越えて運転していたり、中には対向車線を運転していたこともあり、どちらも車を強制的に停められたそうです。

最近はそういったマナーの悪い車を見つけると、見つけた人が車を停めて運転手から鍵を奪い取ると言うことが多発しています。
そんなことがここ1ヶ月、しかも南島だけで5件以上起こっています。

クイーンズタウンのレンタカー屋がテストを実施すると発表

最近の事故の多さやマナーの悪さで頭を抱えているのはレンタカー屋です。
最近、車が事故に遭ってしまったり、擦ったりしてキズを付けてきたりとにかく修理代がバカにならなくなってきました。

そこでクイーンズタウンにあるWai Hire Carsは車をピックアップに来たドライバーに対してテストを実施すると発表しました。

試験の内容はニュージーランドの交通ルールについてチェック式で答えていくものです。
もし試験に落ちた場合は車は貸さないそうです。またそういうドライバーが他のレンタカー屋でも車を借りないように近隣のレンタカー会社とも情報共有をしていくと述べていました。

queenstown
© paul bica

個人的にはこう思う

最近の「外国人ドライバーのマナーが悪い」という報道は、一種の流行りみたいなものなのかな?と言う気がしてなりません。
日本でもありますよね。1つ事件が起こるとそれに類似したニュースは、視聴者の関心も高いから報道の量が増えます。

そしてそういった報道に国民が過敏に反応して、警察でもない一般市民が車を停めて鍵を奪ったりするんだと思います。
新聞社でもこの行動を問題視して「マナーが悪い車や交通違反をしている車を見かけたら、警察に通報して欲しい」と書いていました。

このレンタカー屋が行うテストが今後ほかのレンタカー屋でも実施されるとは限りません。
それに「他のレンタカー屋とも情報共有をする」って「個人情報」は垂れ流しなのかな?とか気になるところ満載です。でも、そういうアクションを起こしたくなるほど、レンタカーの修理費がかさんでいるという事実があるのか変わりません。

どういう形にしろ、ニュージーランドで車を運転しようと思っている人は事故に巻き込まれないよう、そして自分で事故を起こさないようにニュージーランドの交通ルールをしっかり把握しておきたいですね。

そうすればより安全でいられるし、もしこういったテストが実施されてもキチンとクリアできるはずですね。

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