高校生の妊娠防止 オークランドの高校でコンドームを配布

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今日はあまり「いいね」というお話しではありません。
ニュージーランドは全世界の主要20カ国の中で、20才未満の女性の妊娠率が高い方の部類に含まれているそうです。

中でも一部の高校での妊娠率が妊娠率が非常に高いことが問題視されています。
その問題に目を付けた大学生たちがある高校で行った取り組みと、その成果などを紹介します。

夏休み明け12人が妊娠して学校に戻ってくる

オークランドの南にManurewaと言う地域があります。
この地域にある学校「James Cook High School」は「Decile」という学校の格付けが10段階中最下位の1です。日本とは仕組みがいろいろ違いますけど、イメージ的には偏差値40前後、未満の学校です。

そのJames Cook High Schoolで2011年の夏休み明けに女子生徒12人が妊娠して学校に登校しました。この学校は13才から18才まで男女約1200人ほどいます。
12人の年齢は明かされていないにしても半分が女子生徒だとしても600人のうち12人が妊娠したというのが、どのくらい良くない状態かは想像が付きますね。

そこに目を付けたのがオークランド大学で看護を勉強している学生4人でした。
彼らは4年前にJames Cook High Schoolと協力して、15才の女子生徒に夏休みに入る直前になったらコンドームとピルを買える場所や、妊娠に関する間違った知識を払拭するためのパンフレットを配ったり、校内で性に関してのアドバイスを行うクリニックも用意し生徒がいつでも相談できる環境を作りました。

No rush
© Kenny Louie

その結果、4年後の今年2015年は夏休み明けに妊娠した生徒は1人もいなくなり、「夏休み明け」以外でも妊娠する生徒の割合が非常に下がるなどめざましい効果があげることができました。

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そこでこの活動をしていたグループからは「この活動を全国的に広めるべきだ」と国に要求しているそうです。

学校ごとに違う性教育を行う

自分自身が高校生の時、性教育でどんなことを教わったのかまったく覚えていません。
そんな授業があったことすらほとんど覚えていないので、日本の性教育がどんなものなのか正直わかりません。

それに覚えていたとしても、それは遙か彼方昔のこと、20年以上も前なので今とは違っていると思います。

今回の情報元Condoms given out at school | Stuff.co.nzによるとニュージーランドでは統一された形での性に対して統一したやり方はありません。

そのためある学校では統括的にさまざまな事を教えて、またある学校ではほとんど何も教えていないのが現実のようです。
カソリック教学校のBr Sir Patrick Lynchさんは今回のニュースに対して、学校だけでなく家族が協力して、信頼できる、話し合いができる環境を作るべきであると述べていました。

若者の妊娠率が高いニュージーランド

Auckland from Mt Eden
© Harrison Gulliver

ニュージーランドは世界の主要20カ国のなかでティーンエイジャーの妊娠率が高い部類に入っています。割合で言うと2.5%ほどいるそうです。日本やフランス、イタリアはどこも0.5%ほどなので、その辺の国と比べると高いことがわかりますね。

ニュージーランドは別の問題として貧困が問題視されています。
この貧困と若者の妊娠出産は非常に密接に繋がっている部分があり、この辺も含めた解決が求められています。

新聞にも書いてあったんですけど、ニュージーランドも日本と同じで、こういう問題に対して親としても子どもと話をしにくいそうです。自分自身そういう話を親としたことはありません。

だからこそ学校でキチンと教えて、妊娠しない方法としてしまった場合にどうすればいいのかを勉強しておく必要があるんでしょうね。

何だか今日はすごく真面目な話でした。

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