ニュージーランドの最低時給。4月から一気に14.75ドルに

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ニュージーランドはだいたい毎年この時期になると最低時給が上がります。
今年もご多分に漏れず4月1日から上がることになりました。

4月1日からの最低賃金は14.75ドルです。
これは今の日本円とのレート約90円で言うと約1,300円、ちょっと前まで推移していた75円をイメージした場合1,100円が最低時給になります。

今日はそんなニュージーランドの最低時給やお給料システムについてアレコレ思うことを書いてみました。

ニュージーランドのお給料システム

4月1日から今まで14.25ドルだった最低時給が50セント上がって14.75ドルになります。50セントアップと言われても、何となくどのくらい上がったのかイメージしにくいと思います。

ニュージーランドは会社員でも時給制で働いている人が非常に多いです。
たいていの人が2週間に一度お給料をもらっています。2週間に1回お給料が出るって嬉しいですよね。

everyday reality
© Bronnie Thompson

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仕事は1日6時間-8時間働く人たちを「Full time worker」と言って、それ以下の人たちを「Part time worker」と言います。Part timeは「パート」の語源です。つまり今まで最低時給の14.25ドルで週休2日、1日8時間働くフルタイムの人たちにとって、時給が14.75ドルになると1週間で20ドル、年間で1,000ドルお給料が上がることになるわけです。

恐ろしいことにニュージーランドでは最低時給で働いている人たちが全国に30万人いるそうです。これは人口の6%にあたります。
日本で人口の6%と言ったらだいたい764万人ということですね。けっこうな割合を占めているのがわかりますね。

夫婦で考えたら年間で2,000ドル、約18万円の収入アップは最低時給で働いている人たちにとってはけっこうな嬉しいことなのがわかります。

ニュージーランドの最低時給の歴史

上でも紹介したとおり、ニュージーランドは毎年最低時給が上がっています。
いったいどのくらいのペースで時給が上がり続けているのでしょう。2000年からの移り変わりを見てみましょう。

西暦金額
2000年7.75ドル
2001年7.70ドル
2002年8.00ドル
2003年8.50ドル
2004年9.00ドル
2005年9.50ドル
2006年10.25ドル
2007年11.25ドル
2008年12.00ドル
2009年12.50ドル
2010年12.75ドル
2011年13.00ドル
2012年13.50ドル
2013年13.75ドル
2014年14.25ドル
2015年14.27ドル

15年間で約2倍にお給料は上がっているんですね。
昔ニュージーランドでワーホリしていた方は自分のもらっていた時給とかけっこう覚えていたりしませんか?今の金額と比較したら面白いですね。

最低時給が上がるのは良いこと?悪いこと?

悪いことなのか良いことなのかは一概には言いにくいと思います。
働く人にとっては嬉しいですよね。年間で1,000ドルお給料が増えるわけですから。ここから税金が引かれても800ドルくらいは手元に来るお金が増えます。

Black Dragon Roll
© Sean Go

最低賃金を上げる一つの理由は政府が最低賃金で働いている人たちを救済するためです。
その人たちの所得が1,000ドル増えれば、それだけ生活が潤うし、30万人の人たちが1,000ドル多くもらって、その分お金を使ってくれれば経済効果として年間で6,000万ドル(55億円)あるとされています。その経済効果も狙いの一つです。

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でも雇う側からすれば、最低時給のスタッフが5人いたら年間の人件費が5,000ドル上がることになります。
では、どうすか?その分売り上げを増やすか、より効率化などを計ってスタッフの働く時間を少なくするなどするしかありません。

ちなみにワーキングホリデーや学生ビザで仕事をした場合、たいてい最低時給です。
もちろん職種や経歴で変わってきますけどね。でもまず最低時給からスタートすると考えていていいと思います。なので、このニュースはこれからニュージーランドに渡航しようとしている日本人にとってけっこう朗報だったりします。

一概に良いとか悪いは決められないので話を締めくくりにくいんですけど、そんな最低時給のお話でした。

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