クライストチャーチの地震から今日で4年が経ちました

2011年2月22日12時51分。
カンタベリー地方をマグニチュード6.3の大地震が襲い、日本人28人を含む185人が亡くなりました。
あれから4年が経った今日、今日クライストチャーチでは追悼の式典が行われました。

そこで今日はその辺のニュースなどを紹介したいと思います。

あいにくの天候のなかでの追悼式典

今朝のクライストチャーチはあいにくの天気。その中で追悼式典は開かれました。
約1時間のあいだで市長などがそれぞれの思いを語った後、亡くなった人たち全員の名前が読み上げられ、最後12時51分から1分間の黙祷が行われました。

日本からも6名遺族の方が追悼式に訪れたそうです。
家族が亡くなった土地まで12時間13時間もかけて渡航するってすごく切ないですね。移動中も追悼式の前も後もニュージーランドにいるあいだの気持ちを考えると、胸が締め付けられるような思いです。

この追悼式はニュージーランドのテレビはもちろん新聞や、インターネットメディアで多く取り上げられていました。
何となく感じたのは、クライストチャーチとそれ以外の都市での温度差です。クライストチャーチを中心にする新聞The Pressのオンライン版やその親会社のStuff.co.nzでは「よく読まれている記事」の上位に地震のことが来ていました。

ところが北島で比較的勢力がある新聞New Zealand Heraldでの扱いは意外と小さく、また「よく読まれている記事」でも上位には上がっていませんでした。

地震から4年経って話題性がなくなったり、毎年やることが変わるわけでもないし、被害にあった人たち以外は心のなかから地震の存在が薄れているのかもしれません。それが良いのか悪いのかはよくわかりません。でも、そういう事実があるようです。

River of Flowers (2)
© missmoneypenny88

今日は追悼式以外にも市内ではRiver of Flowersと言うイベントも開催されました。
これはクライストチャーチの市内を流れるAvon Riverと、南部を流れるHeathcote Riverの決められた場所で、川に花を手向(たむ)けるイベントです。

このRiver of Flowerは地震が起こった翌年2012年から毎年行われていて、主催しているHealthy ChristchurchとAvon-Okokaro Networkによると、このイベントを通して人々の気持ちを束ねるのと同時に、花を川に投げ入れることで当時の悲しい気持ちを解き放って楽になってほしいという願いが込められています。

それ以外にもTree of Hopeと言って、日本の絵馬みたいな感じで思いを紙に書いて決められた木にくくりつけることもやっていました。

Tree of hope messages, Latimer Sq, Christchurch
© missmoneypenny88

パッと見て読めるのは「Forever Strong Christchurch」「Kia Kaha Christchurch. Our thoughts and memories lie with you today xoxox」書いてありますね。

Tree of Hopeも2012年から毎年行われています。

ちなみに追悼式典の様子をクライストチャーチの役所がYoutubeにあげています。興味がある方はご覧ください。字幕なし&編集なしの映像です。

あの日から4年。不思議な感覚

前にも触れたことが何度もあるんですけど、あの日自分たち夫婦はたまたまクライストチャーチにいました。それから4年が経ったのはすごく不思議な感じがします。

復興は以前の職場にいるときは月に1回くらいクライストチャーチに行くたびに見てきたので、何となく状況がわかっていました。でも、ウェリントンに移ってしまってからは状況がよくわかりません。

そんな状況がわからない中、しかもニュージーランドでも徐々に扱いが薄れていく中、記事を書くのはどうかな?と正直思ったりしました。
でも、あの地震の日に一緒にクライストチャーチにいて、その後一緒にちょっとした被災体験をした方が4年ぶりにニュージーランドに来ているのをFacebookで見かけたり、何か「書かないでおこう」と言う気持ちが打ち消されました。

まだまだクライストチャーチの復興はこれからと言う感じです。
今の自分に復興へ向けて何かできることはあまりありません。できるとしたら、あの地震のことを亡くなった方たちへ追悼の意も込めて記事にすることしかできませんでした。

もし読者の方で「ここ1年半年のクライストチャーチの様子」を写真に収めている方がいたら、日刊ニュージーランドライフのFacebookページのコメント欄に投稿するか、個人をあまり出したくない、Facebookやっていないと言う方は info@nzlife.net までメールでお送りいただけないでしょうか。

読者の方にここ最近のクライストチャーチの様子を紹介できたらと思います。

よろしくお願いします。

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