ニュージーランドの妊婦事情 [0週から26週]

今年5月から家族が1人増えて3人家族になることになりました。

いつ「ニュージーランドの妊婦事情」を記事として取り上げようかタイミングをずっと見計らっていたんですけど、どのタイミングが良いのかよくわからないので何となく気が向いたこのタイミングで紹介したいと思います。

日本の妊婦事情はよくわからないので、比較と言う形ではなく「ニュージーランドはこうですよ」と言う話を妊娠0週から26週まで紹介します。26週以降はまた追って記事として紹介する予定です。

妊娠発覚から助産婦さんを見つけるまで

日本で妊娠がわかった場合、産婦人科などに行くと思うんですけど、ニュージーランドでは産婦人科ではなくGP呼ばれる”かかりつけの医者”にまず行きます。そして市販されているのと似た妊娠検査と血液検査をやります。
血液検査の結果はその場では出ないので、検査薬の結果だけで妊娠しているかどうかを判断しているみたいです。

Lupins, Lake Pukaki
© Ruth Hartnup

そして妊娠していることがわかると、GPの先生がウェリントン市内の「助産婦さん(midwife)」の一覧が書かれたA4の紙と、オンラインで助産婦さんを探せるウェブサイト「Find a Midwife www.findamidwife.org.nz」の名刺をくれました。

あとは自分で助産婦さんを探すわけです。
自分たちの場合、たまたまお隣さんが数カ月前に子どもを生んでいたので、お隣さんのドアをノックして「実は子どもを授かったんだけど、良い助産婦さんを紹介して欲しい」と聞きました。

そのあとでその助産婦さんが所属する助産婦のグループ(会社?)のウェブサイトを訪れて、助産婦さんを斡旋してもらいました。

助産婦さんは家に来てくれる

ニュージーランドでは基本的に助産婦さんが家まで来てくれます。
産婦人科に行く必要がありません。最初のうちは月に1回来てくれて、血圧を計ったりお腹の音を聞いたり。あとは何となく妊娠についての雑談みたいなことをして帰っていきます。

それが30週くらいになると2週に1回になるようです。この辺はまたおいおい紹介していきます。

もちろん助産婦さんが所属しているグループのところに行くこともできます。
自分たちは先日引っ越してしまったために、お願いしている助産婦さんの守備範囲(?)から外れてしまったので、次回からはその助産婦さんが所属するグループのところに行って診てもらうことになりました。

baby shoes for asa
© Kim Kight

どこで生むか産み方、検査をするしないも自由

最初に助産婦さんが来た時「どこで産みたい?」と聞かれました。
家で産んでもいいし、いくつかある病院のどこでも良いし、産み方も一般的な分娩はもちろん水中分娩もできると言われました。

さらに超音波検査とか、ダウン症の検査などなども「やってもいいし、やらなくてもいい」と言う何とも自由すぎるやり方でビックリでした。

結局自分たちは分娩方法はあとで決めるとして「病院で産むこと」、それと一般的な超音波検査とダウン症の検査(血液検査と超音波)は受けることにしました。

超音波検査は全部でたったの2回

ニュージーランドでは12週と20週に超音波検査をしたら、それでおしまいです。
それ以降は助産婦がお腹の大きさを見たり、触診をして問題ないと判断したら超音波検査はありません。

超音波検査をするのは触診で大きさがわかりにくく育ち具合がわかりにくい場合や、心音が弱いとか何か不安要素があるとき、双子とか高齢出産とかに限ります。

そのため性別がわかるのは20週目の超音波検査が最初で最後。
このときわからないと最後までわかりません。ちなみに我が家は女の子の予定です。でも、これも「probably(たぶん)」と言っていたので、生まれてみたら「あれ?なんか付いてるぞ」となるかもしれません。そんなこともあって名前は最後の最後まで決められなさそうです。

炊いたご飯は”要注意な食べ物”に分類

日本と同じでニュージーランドでも「この魚は水銀の含有率が多いから食べるのを控えた方がいい」とか「なま物は食べない方がいい」とか、妊婦が食べない方がいいと言われているものが幾つかあります。

その中で「炊いたご飯」は要注意な食べ物として登場します。
と言うのは日本人なら当たり前なんですけど、こっちでは炊いたご飯を炊飯器のなかで長時間放置してしまう人がいるらしいです。その「保温」の状態が雑菌増殖にとって格好の環境になってしまうため、「ご飯は炊きたてを食べること」と言われました。

でも、日本人からしたらたくさん炊いてタッパーに入れて小分け冷凍するのは当たり前。この辺は聞き流しておきました。

道の駅小谷・長野北安曇
© Sewanin San

全体的に感じる印象

助産師さんの考え方も大きいのかもしれないんですけど、自分たちが感じたニュージーランドの出産に対する考え方は「自然に任せる」と言うものでした。ただしキチンとご飯を食べて、葉酸などが入った妊婦用のタブレットを飲んで、キチンと運動して。あとは細かい検査はほとんどなく、ポイントだけ抑えている感じです。

自分たちが知り得た日本の出産事情を助産婦に話したところ、「そんなに超音波あてたり何度も何度も検査するのは、問題を見つけるために検査しているみたいね」と言っていました。それを聞いて、確かに日本はいろんなところで過剰サービスな傾向はあるからなぁと思いました。

まだあと出産予定日まで3ヶ月ほどあります。
今後も生まれるまで、そして生まれてからのニュージーランドの妊婦・出産、育児事情も折にふれて紹介していこうと思います。

また「こんなことを知りたいです」と言う希望があれば、info@nzlife.net までメールで送っていただくか、日刊ニュージーランドライフのFacebookページのメッセージを使って送っていただけたら、わかる範囲内で記事の中で取り上げていこうと思います。

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