ニュージーランドの賃貸物件事情

4ヶ月ほど前からウェリントン市内で家探しをしていました。
内覧をした家の数は30軒。おかげさまで引越し先が決まって来月初旬に引っ越すことになりました。

そこでけっこうな数の家を見てきて、いろいろ学んだこと&興味深かったことがあったので、今回はそのことを皆さんに紹介したいと思います。

日本で家を探すのと比べていろいろ勝手が違うので、ニュージーランドに引っ越してこようとしている人たちや、ニュージーランド国内で引っ越しを考えている人の参考になれば幸いです。

また住む予定がない人も国が違うとやり方がいろいろ違うので興味深い話だと思いますよ。

01:賃貸物件探しはTradeMeを使うのが確実

ニュージーランドで賃貸の家を探す場合、主に以下の様な方法があります。

  1. 知人友人の口コミ
  2. 足で探す
  3. スーパーマーケットの掲示板
  4. 新聞の広告
  5. 不動産屋に行く
  6. TradeMeを使う

だいたいこんなところです。

TradeMeと言うのはニュージーランド最大手のオークションサイトで、賃貸物件も扱っています。もちろん賃貸物件は例外を除いてオークションではありません。

Carlton Flats, Wellington

上で6つも書きだしたんですけど、実はほとんどの賃貸情報はTradeMeに集約されています。新聞に載ってる物件はたいていTradeMeに載っているし、不動産屋が抱えている物件もTradeMeに掲載されています。

新聞の物件に関してはTradeMeならオンラインなので「投稿」とすれば、一瞬で掲載されます。でも新聞は新聞社に内容を伝えて掲載まで時間がかかるので、朝一で新聞を買いに行って連絡しても「ごめんね、その家はもう借りる人決まってしまったんだ」と言われることが多いです。

不動産屋も話しに行くと「TradeMeにうちの物件は全部載ってるから」ということがほとんどです。

口コミはTradeMeに載せる前に知人・友人に貸すパターンなので、市場価格より安かったり、いい状態の家が多いみたいです。でも、これは縁みたいなものなので、狙って探すことはできませんね。

To Let on Newspaper

あとは「足で探す」は住みたい街をくまなく歩いているとたまに「Rent」とか「To Let」と書かれた看板や紙が貼ってあることがあります。そういうものが見つかればラッキーというやり方です。

自分たちは結局、TradeMeを毎日どころか2-3時間おきにチェックして、良さそうな物件が出てきたらすぐに連絡していました。

02:家の下見(内覧)が日本と全然違う

これは以前、少し記事で紹介したことがあるんですけど、ニュージーランドでは家を内覧しにいくと、まだ人が住んでいます。キレイな家の人ならその家は好印象になるんですけど、中にはゴミ屋敷みたいな家だったりしてビックリします。

この辺は過去に書いた記事をごらんください。

03:家賃は週いくら 支払いは週払い/2週に1回払い

日本では家賃といえば「月いくら」ですね。
ところがニュージーランドは「週」で表示されています。そして支払いは毎週払うこともできるんですけど、2週に1回が多いようです。自動支払にするので払う方は良いんですけど、もらう方が管理しやすいそうです。

家賃に若干のオークション要素がある

30軒見てきた中で数軒気に入った家がありました。
そこで「ここに住みたいんだけど」と話をしていくわけなんですけど、その中で何件か「別のカップルは週で20ドル多く払えるって言ってるけど、あなた達は払える?」と言われたことがありました。

For Rent sign

週20ドルと言われると何となく大した金額に聞こえないんですけど、月にすると80ドル。6,500円から7,000円くらいの差になります。それってけっこう大きいんですよね。

日本ではあまりそういうのないと思うんですけど、経験された方いますか?

04:冷蔵庫・洗濯機など家具が家に付いてくる?

ニュージーランドの賃貸物件は、けっこう「冷蔵庫・洗濯機付き」とかそのどちらかだけ付く家がわりとあります。あと多いのが電子レンジも付いてくることが多いです。中にはソファーとか棚とか、食器まで付いてくる家がありました。

もちろん不要であれば「要らないよ」と言えば、大家はそれを売るなりどこかに保管しておくなりして、ない状態で借りることができます。

日本から移住してきて、いきなり冷蔵庫・洗濯機・冷蔵庫を買い揃えたら、それだけで2,000ドルくらい羽が生えたように飛んでいきます。そういう意味ではまずは冷蔵庫などが着いた家を探して、落ち着いて次に引っ越すときに買い揃えていくのも手ですね。

実際、自分たちは前職のMaruia Springsの住み込み生活からウェリントンに移ってきた時、家財はほとんどなかったので「冷蔵庫・洗濯機、除湿機・洋服ラック」が付いた家を探しました。

05:ニュージーランドにも敷金・礼金はある

日本で家を借りる場合、敷金と礼金を取ったりしますよね。
敷金2ヶ月、礼金1ヶ月とか。中にはもっと取るところもあってその金額だけでめまいがしそうになったのを覚えています。

ニュージーランドは?と言うと、似た感じのものはあります。
敷金の代わりにBondと言うものと、礼金の代わりにLetting Feeと言うものがあります。Bondはたいてい2-4週間で家を出るタイミングで修繕費用を差し引いて返金されます。Letting Feeは取らないか、1-2週間が多く、礼金なので返ってきません。

sweet mother\'s kitchen, Wellington

06:日本と動き方が違う太陽に注意

日本の場合「南向きの家が良い」なんて言われますよね。
ニュージーランドで南向きの家を借りたら大変なことになります。と言うのは、太陽の動きが日本とニュージーランドでは違うからです。

日本の場合、太陽は東から上って南を経由して西に沈んでいきます。ところがニュージーランドの場合は西から上って東には沈みます。嘘です。

ニュージーランドの場合も東から登るんですけど、北を経由して西に沈んでいきます。なので北に面した家が良いんですね。

さらに日本よりも夏は日が長く、冬は日が短いために太陽の高さが違ってきます。これによって夏は日が入る家でも冬はほとんど日が入らない家なんていうのも存在します。

どのくらい日が入るかは大家さんに聞いたほうがいいですね。

まとめ:でも、良い家探しの基本は同じ

いろいろな家探し事情を書いてきました。
でも結局のところ良い家を探す基本は同じだったりします。それは「たくさんの家を見てまわること」それと「縁」だと思います。

今回30軒見てきて、いろんな家、それと地域の良いところ悪いところが見えてきました。今思えば最初の方に「この家良いね!」と思った家も、イマイチなところがあったりします。

それに今住んでいる家の大家とも、次に住む家の大家やご近所さんとも「縁」を感じずにいられない出会いがありました。そういうのも大切だと思います。

ニュージーランドで家を探している人は上で書いたようなことを参考にしてもらえると嬉しいです。

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