どんな姿をしている?ニュージーランドには1億8000万年も前の森が存在する

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ニュージーランドには数多くの森が存在します。

今回紹介する森はそんな数多くある森の中でも、ものすごく異質な森です。それもそのはず「1億8000万年も前の森」だからです。

では1億8000万年も前の森っていったいどんな森なんでしょう。

1億8000万年前=ジュラ紀

ジュラシックパークっていう映画があったの覚えていますか?
1993年に公開された映画で、ジュラ紀の恐竜を現代に蘇らせて、すったもんだするお話です。何年か前にジュラシック・ワールドという続編が出てましたね。

そのジュラ紀の中期がだいたい1億8000万年前くらいです。
その昔、学校で習ったメソポタミア文明が紀元前3000年ごろ、つまり今から5000年前です。それよりさらに1億7999万5000年前って考えると、目が回りそうです。

そんな目が回るような前の森が、ニュージーランドには存在するんです。

どんな森を想像しますか?

1億8000千年前の森。いったいどんな森を想像しますか?

Stout Grove, California

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こんな森ですか?
こんな写真みたいに巨大な木に囲まれたら気持ちが良いんでしょうね。風が吹くと葉っぱが揺れて、鳥の声が聞こえたり、あたりに立ち込める空気を想像しただけで癒されます。

Enchanted

自分が想像した1億8000万年前の森はこんな苔むした森でした。

でも、実際のニュージーランドにある森はまったく別の姿をしています。
その森はニュージーランドの南島、インバーカーギルから車で1時間半ほど南西に走ったところにあるCurio Bay(キュリオ・ベイ)というところにあります。

このCurio Bay(キュリオ・ベイ)の海岸に沿って20キロほど広がっています。

世界有数の化石の森が広がっている

このキュリオ・ベイには上の写真のような森は広がっていません。
広がっているのは「化石の森」です。化石の森といわれてもイメージしにくいと思います。「百聞は一見にしかず」なので写真を見てみましょう。

Petrified fossils Curio Bay NZ

これがその1億8000万年前の森です。
一見、森なんてないんですけど実はこの岩場すべてが森なんです。さすがに樹齢1億8000万年なんていう木はなく、すべてが化石となっています。

よく見ると岩の中に石化した木がたくさん埋まっています。

479_Curio Bay, petrified forest / logs, New Zealand

細かい成り立ちまで書くと、ちょっと考古学的な話になって難しくなるので、ここでは簡単な説明だけ載せようと思います。

この地帯の化石をいろいろ調べていくと、このエリアは1億8000万年前、シダの森だったそうです。
その森が火山灰などの土砂に埋もれて、そのまま形を残してカッチカチの木の化石になりました。

保存状態がいいものは年輪や木、葉っぱの形までわかります。

Fossil Leaves

キュリオ・ベイほど広範囲、さらに手付かずな状態で保存されている化石の森は世界中でも非常に珍しく、国は保護活動に力を入れています。

とはいっても観光客は普通に足を踏み入れられるので、この太古の森を自分の足で歩いて、手で触れることができるんですね。

こういうところもニュージーランドの凄さ

1億8000万年前の森。一見なんだかショボイなぁと思った人もいると思います。

でもよく考えてみるとニュージーランドには、博物館のショーケースの中に入っていてもおかしくないような貴重なものが自然のまま存在しているんです。他の国ではこの「木の化石」は装飾品や飾りとしてモノによっては高く取引されているとか。

そんなところに普通に観光客が行って、手にとって触れられるって凄いですよね。
もちろん手にとって触っても、高く売れるかも?とかおみやげにしようっかな?と「ポケットやカバンに入れる」のは止めましょう!

ちょっと普通に旅行をしていたら行きにくいんですけど、車で南島をまわって旅行をする方はぜひ訪れてみてください!

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