風の街ウェリントン 実は世界で一番の風の街

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ニュージーランドの首都ウェリントンといえばガイドブック等でよく「風の街」と書かれています。

実際に住んでみてわかったのは、ウェリントンは本当に風の街だということでした。例えではなく、本当に横殴りの雨が降っているのを見た時「あ、この街では傘は役立たずかも」とさえ思えたほどです。

先日も出かける用事があって街に出たら、ものすごい風でした。
海辺の道を車で走ったら、海の水が風にあおられてまるで雨が降っているようでした。車も普通のセダンタイプの車にも関わらず、風にあおられて横に揺れるほどでした。

さて、そんな風の街ウェリントンなんですけど、実は自称「風の街」ではなくて、本当に世界有数の風が強い街だということがわかりました。

今日はそんなお話です。

Blowing in the wind

風が強い街の話をする前に

「風が強い」といっても、どのくらいの風の強さなのか、比較するものが欲しいですよね。
そこでまずはいくつかわかりやすい例え、比較対象物を用意してみることにします。

気象庁では風速に応じて以下のような危険があるとしています。

10-15メートル/秒 … 風に向かって歩きにくくなる。傘をさせない。
15-20メートル/秒 … 風に向かって歩けない。高所での作業は極めて危険
20-28メートル/秒 … 何かに掴まっていないと立っていられない。木の転倒のし始める。通常速度での運転は危険。
28メートル/秒以上 … 屋外での行動は危険。多くの木が倒れ、走行中のトラックが倒れる危険性も。

ちなみに先日出かけた日の風速は、あとで知ったんですけど40メートル/秒でした。
ビックリするのは「風速40メートル」というのは、時速に換算すると144キロもあるんです。そして風速28メートル/秒で屋外での行動は危険、さらに木が倒れたり、走行中のトラックが倒れる可能性もあったことを考えると40メートル/秒(時速144キロ)は相当な風だったことがわかりますね。

3/365+1 Windy Days

世界一風が強い街に輝いたウェリントン

Top 5 Windiest Cities in the World | ShawnVoyageの調査によると、ウェリントンは「最大瞬間風速」で風が強い街ではなく、年間を通してみた「平均の風速」が世界で一番強い街のようです。

それがどのくらいかというと、1年のうち195日が秒速16.5メートル以上あるそうです。
つまり1年のうち55%弱が「風に向かって歩けない」といわれる風速15メートル/秒以上ってことです。

ちなみに東京の場合、ここ40年くらいで年間の平均風速は2.9-3.7メートル/秒くらいです。月ごとの平均を見ても3.0-4.5メートル/秒くらいしかありません。

ところがウェリントンは、1年平均で見てみると東京の倍の8.1メートル/秒ほどあります。

ところでウェリントンで一番風が強かったのは1959年と1962年の秒速69ms/なんですけど、日本はその更に上をいっていて、1966年に宮古島で85.3メートル/秒を記録したことがあるそうです。上には上がいるものですね。

それ以外のトップ5にノミネートされたのは

02位:アルゼンチン リオ・ガジェゴス
03位:カナダ セントジョンズ
04位:チリ プンタ・アレナス
05位:アメリカ ドッジシティ

でした。どこも全然聞いたことがない街でした。シカゴとか風が強いと聞いたことがあったんですけど、トップ5に入ってもいませんでした。

'No Pot of Gold at the end of this Rainbow', New Zealand, Tongariro National Park

ウィンドブレーカーは必須アイテムです

ウェリントンに限らず、ニュージーランドを旅行するときはウィンドブレーカーを持ってくることをオススメします。

というのは、風が強いとそれだけで体温を持って行かれて、寒く感じるのはもちろん、1日に四季があるあるといわれるほどニュージーランドの各都市は天候が変わりやすいからです。

ウィンドブレーカーを着れば風をしのいでくれるので、中に少し保温効果がある服を着ると、真冬以外はけっこう1年中大丈夫です。温度調整をすごくしやすいし、ジェットボートとか濡れるアクティビティーでも濡れる心配がいりません。

ウィンドブレーカーは選び方を間違えると雨の日の体育の先生みたいなものになっちゃいます。
でも今はオシャレなものもたくさんあります。個人的にはゴアテックス(GORE-TEX)素材が使われたものが、気に入って使っています。

アマゾンでもゴアテックスと入れて検索するとけっこういろいろ出ているので、セールを狙って買ってみてはどうでしょうか。

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