住宅難が深刻化 車の中で生活する人まで オークランド

スポンサーリンク

最近、ウ◯チが空から降ってきた話とかあまり真面目でない話が多かったので今日はちょっとだけ真面目なお話しを書いてみます。

ニュージーランド、特にオークランドやウェリントン、クライストチャーチなどの都市部は全世界の水準から見てもすごい勢いで住宅の価格が高騰しています。

そこで今日は今後ニュージーランドに住みたいなーと思っている方たちの参考にもなるかと思ったので、ニュージーランドの家賃事情を紹介したいと思います。

住宅の価格は世界的に高い

The Economistと言う雑誌によると、ニュージーランドの価格は世界的に見て、本来の価値以上に高い値段が付けられているそうです。

Classified Advertising

それは賃貸はもちろん分譲の家もどちらも高い傾向にあります。
分譲の家は本来の家の価格と比較して74%も高い値段が付けられているそうです。つまり築年数や家の設備と言った家自体の価格と土地の値段を足して適正価格が3,000万円の家は、ニュージーランドだと5,200万円で販売されていると言うことですね。

また値上がり率も年間7.3%の割合で上がっています。
「7.3%」と聞いて、そんなに高いと思わない方もいるかもしれませんね。でも毎年7.3%ずつ値上がりしていくと、5年後には3,000万円の家は4,270万円になっているんです。それってすごいですよね。

そのため収入の50%以上が家賃として消えていく家庭も多く、その数は約10万世帯と言われています。

ニュージーランドの新聞社New Zealand Heraldによると、いわゆる貧困層と呼ばれている人たちは、遂に家に住むこともできなくなって、車の中で生活をする人たちが増えてきたそうです。

スポンサーリンク

しかも意外とそういう家庭に限って子どもが多くて、新聞で紹介されている家族は6人家族がバンの中で生活していると書いてありました。トイレとかキッチンとかない車でどうやって生活しているのか不思議ですね。

一応、ニュージーランドにはそういう家賃を払えない人たちのために、Social Housingと言う国が用意した住宅があります。ところがこの住宅も2012年には順番待ちのリストに400人程度しかいなかったのに対して、現在は3200人が待っているそうです。
ちなみに3200人は少ないイメージがあるかもしれませんが、ニュージーランドは人口が日本の1/30なので、日本のイメージだと10万人弱ということなので、もの凄い長い行列が出来上がっています。

House in Auckland

住宅の高騰の原因の1つはあの地震

ニュージーランドの住宅事情が急に厳しくなった理由の1つとして言われているのが、2011年に起こったクライストチャーチの地震です。

当時、地震が起きて家を失った人たちや、クライストチャーチにもう住みたくないと思った人たちが大挙してオークランドやウェリントンに移ってきました。その結果、各都市の住宅の価格が上がる流れができてしまいました。
そしてクライストチャーチ自体は人は減ったのにも関わらず、住宅が少なくなってしまったため、同じように価格が上がりました。

その結果、今まで安かった家がそれなりの値段になり、住むところを失った人たちが国が用意した家Social Housingに列を作って、2012年の時点で400人の待ちだったのが3000人を越す列と化したわけです。

家賃10万15万は当たり前

ニュージーランドは賃貸の場合、家賃は「週」で決められています。
オークランド、ウェリントン、クライストチャーチで見て行くと週400ドル(月14万円)はけっこう当たり前です。

便利なところの家で300ドル(月10万円)を切る家はなかなかありません。
もちろん家の広さを考えたら、日本より広いところが多いですけどね。逆に日本みたいな1DKみたいな家はなかなかありません。そういう意味では良いんですけど、値段が可愛くありません。

こういうニュースを見て思うのは、今までがニュージーランド良すぎたのかもしれないな?ということです。日本でも最近「家がなくて車中で生活する人がいる」と見たことありますし、家賃も高いですよね。

でも、昔は留学やワーホリ、移住先にニュージーランドを選ぶ理由として「ニュージーランドは物価が安い」と言われていました。そのイメージのままニュージーランドに来ると、物価・家賃の高さで驚く人も少なくないそうです。

今日はそんなちょっとした家賃事情をお届けしてみました。

こんな記事もよく読まれています

スポンサーリンク

COMMENTS