サマータイムの基礎知識と3つのトリビア

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ニュージーランドは明日の午前2時、つまり業界風(どこ業界?)にいうと今日の26時からサマータイムがスタートします。
今晩寝て、明日の朝目が覚めたら3時間だった時差が4時間になるわけですね。

そこで今日はサマータイムに関する基礎知識とトリビア(豆知識)を3つ紹介します。

サマータイムの基礎知識

まずサマータイム(Summer Time)という言葉なんですけど、ニュージーランドではあまり使われていません。主にDaylight SavingとかDaylight Saving Timeという言われ方をしています。

もともとはアメリカの100ドル札の肖像画としても描かれている28世紀の政治家ベンジャミン・フランクリンが提唱し始めたことで、実際に導入されるようになったのはまず一番始めに1916年4月ドイツ、そしてイギリスが少し遅れて同じ年の5月に導入しました。

Watch, This Space
© Pen Waggener

現在ではアメリカ、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジルで導入されていて、日本は太平洋戦争で敗戦し連合軍に統治されていたころ1948年から1951年にかけてだけ導入されていました。

ちなみにサマータイムが始まる日と終わる日はその国によって違います。またその年によっても違います。ニュージーランドは9月最後の日曜日、カナダは3月の第2週の日曜日にサマータイムに入ります。

Dayligth Savingは何で2時スタートなのか

日本だと馴染みがないのでピンと来にくいかもしれないんですけど、サマータイムは午前2時に切り替わります。

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例えば今回のサマータイムの場合、9月27日からスタートなので「9月26日23時」「9月27日0時」「9月27日1時」そして「9月27日2時」にはならずに「9月27日3時」になります。

では、どうして2時なんでしょう。
1時とか3時、4時ではダメだったんでしょうか。この辺を調べていってわかったのは「2時が一番影響がないから」という理由で落ち着いたようです。

Time
© Yoann JEZEQUEL

1時だと時間を戻したときに、0時になってしまうのはいろいろ問題があります。それに1時だとまだ起きている人がたくさんいます。
3時だと戻す分には良くても、早めるときに4時だとパン屋さんとか早起きの仕事の人は影響を受ける可能性が高いかもしれないなど考えたようです。

ちなみに日本語で「丑三つ時(うしみつどき)」という言葉がありますね。
時代劇などで「草木も眠る丑三つ時」なんて言われ方をして、もっとも町が静まりかえる時間といわれているんですけど、この丑三つ時は今の時間だと2時から2時半くらいをさすそうです。

つまり日本でも海外でも「人びとが最も寝静まるとき」は2時くらいなんでしょうね。

サマータイムと交通事故の関連

アメリカで発表された調査によると、サマータイムが始まって72時間以内に起こる大きな交通事故の確率は5-7%高くなるそうです。
これは眠気はもちろんなんですけど、行動時間が1時間変わったことで明るさが変わることも要因の中にあるのでは?ということでした。

特に歩行者と車の事故の確率がアップして、朝の通勤ラッシュ時に限って言うと3倍も交通事故の確率が上がるという恐ろしい調査結果が出ています。

ただし夕方から夜にかけての明るい時間が長くなるため、全体で見ると事故の数はサマータイムの方が他の時よりも減る傾向にあるそうです。

サマータイムと心臓発作の関連

アメリカやスイスの大学がそれぞれ別で研究した結果、サマータイムで1日が1時間短くなったあと48時間のあいだは、心臓発作が起こる確率が7-10%アップするそうです。

ところが逆にサマータイムが終わって1日が1時間長くなるときは、心臓発作の確立が7-10%減ったそうです。つまり全体を見てトータルするとプラスマイナスゼロということになるわけですね。

スイスの研究にいたっては20年にも渡る調査なので、かなり信憑性が高いですね。

A cat
© Maximilian

日本で導入したほうがいいと思いますか?

日本でもサマータイム導入の話が忘れたころに持ち上がることありますよね。
でも、導入はやらなくていいのかな?と思います。

時間帯を変えることによる経済効果があると言われている反面、多くの手間がかかったり、時間が変わるという風習がない日本人に取っては、小さなたくさんの煩わしさや、さまざまな混乱を引き起こしそうです。

以前、北海道で「時間を変えるのではなく、勤務時間を変える」という試みをしたところがあるらしいです。結果は「サマータイムを導入することで省エネなどの効果は出にくい」という理由から本格的な導入は見送られました。

それに「明るいうちに帰る気?」とか言われちゃいそうで…

でも、そういう「生活の質を上げる取り組み」自体は面白いなーと思ったりもします。
時間を変えずに朝1時間早く初めて、早く終えた分だけたくさん遊べる社会になったら素敵ですね。

とうことで明日からニュージーランドと日本の時差は4時間です。ニュージーランドとやり取りをしている人たちは忘れないようにしてくださいね!

ということで、冬が終わってニュージーランドは一番気持ちが良い夏に向けてまっしぐらです!

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