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今晩からサマータイム!サマータイムの基礎知識とトリビア

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ニュージーランドは明日の午前2時、つまり遅い時間まで働く人たちの業界風にいうと今日の26時からサマータイムがスタートします。

明日の朝、目が覚めたら日本との時差が3時間から4時間になるわけですね。

ということで今日はサマータイムに関する基礎知識とトリビア(豆知識)を3つ紹介します。

サマータイムの基礎知識

まず初めにサマータイムの基礎知識から紹介していきます。

時差が3時間から4時間になる

冒頭でも触れましたが、サマータイムが始まると日本との時差は3時間から4時間になります。

これまで日本時間の午後1時はニュージーランド時間の午後4時だったのが、サマータイムに入ると午後5時になります。

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日本とニュージーランドでZoomやSkype、FaceTimeをやるときは気をつけましょう。

Summer Timeとはニュージーランドでは言わない

まずサマータイムという言葉なんですけど、ニュージーランドでは耳にしません。

主にDaylight SavingとかDaylight Saving Timeという言われ方をしています。

ところがサマータイムを定めた法律の名前は「Summer Time Act」という名前だったりします。ちなみに制定されたのは1927年です。

提唱したのはアメリカ人のあの人

もともとDaylight Savingはアメリカの100ドル札(上の写真)の肖像画として描かれている18世紀の政治家ベンジャミン・フランクリン(1706年-1790年)が提唱しました。

実際にサマータイムが導入されたのはベンジャミン・フランクリンが亡くなって100年以上経ってからです。亡くなったのが1790年で世界で初めて導入されたのが1916年4月にドイツ、そしてイギリスが少し遅れて同じ年の5月でした。

現在ではアメリカ、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジルなどで導入されています。日本も太平洋戦争で敗戦し、連合軍に統治されていたとき、1948年から1951年にかけてだけ実験的に導入されていました。

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ちなみにサマータイムが始まる日と終わる日はその国によって違います。またその年によっても違います。ニュージーランドは9月最後の日曜日、カナダは3月の第2週の日曜日にサマータイムに入ります。

どうしてDaylight Savingは2時スタートなのか

日本だと馴染みがないのでピンと来にくいかもしれないんですけど、サマータイムは午前2時に切り替わります。

例えば今年2020年のサマータイムの場合、9月27日の2時からスタートなので「9月26日23時」「9月27日0時」「9月27日1時」そして「9月27日2時」にはならないで「9月27日3時」になってしまいます。

つまり一時間先にジャンプします。

では、どうして夜中の2時に時間が変わるのでしょう。1時とか3時、4時ではダメだったんでしょうか。

この辺を調べてわかったのは、専門家がいろいろな時間を検討した結果「2時が一番影響がないから」という理由で落ち着いたようです。

「1時」だとサマータイムが終わるときに1時間戻さなければいけないので「午前0時」になってしまいます。午前0時に戻るのは日付変更を考えると誤解があったり、システム的にもいろいろ問題があります。それに1時だとまだ起きている人もけっこういますよね。

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3時だとサマータイムが終わって時間を「3時から2時に」戻すときは問題なくても、サマータイムを始めるとき「3時から4時に」進めるとき、早朝から仕事をしている人に影響が出やすいと考えたようです。

もちろんどの時間にしても少しずつ問題はありますが、「2時」がもっとも影響ないと考えたんでしょうね。

ちなみに「丑三つ時(うしみつどき)」という言葉がありますね。
時代劇などで「草木も眠る丑三つ時」なんて言われ方をして、もっとも町が静まりかえる時間といわれているんですけど、この丑三つ時は今の時間だと2時から2時半くらいをさすそうです。

つまり日本でも海外でも「人びとが最も寝静まるとき」は2時くらいなんでしょうね。

サマータイムと交通事故の関連

アメリカで行われた調査によると、サマータイムが始まって72時間以内は、大きな交通事故が起こる確率が5%から7%高くなったそうです。

サマータイムが始まる日は睡眠時間が1時間短くなるので、「眠気」が原因の1つではありますが、それとは別の理由がもう1つあります。

それは行動時間が1時間変わったことで、「明るさ」が変わることも要因の中にあるのでは?ということでした。

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特に歩行者と車の事故の確率がアップして、朝の通勤ラッシュ時に限ると3倍も交通事故の確率が上がるという恐ろしい調査結果が出ています。

ただしサマータイムが始めると夕方の明るい時間が長くなり交通事故が減少するため、朝の事故の増加と夕方の事故の減少を考えると、サマータイムを導入しているときの方が他の時よりも事故は減る傾向にあるそうです。

サマータイムと心臓発作の関連

他にも別の調査では、アメリカやスイスの大学がそれぞれ別で研究した結果、サマータイムで1日が1時間短くなったあと48時間のあいだは、心臓発作が起こる確率が7%から10%アップすることがわかりました。

ところが逆にサマータイムが終わって1日が1時間長くなるときは、心臓発作の確立が7-10%減ったそうです。つまり全体を見てトータルするとプラスマイナスゼロということになるわけですね。

スイスの研究にいたっては20年にも渡る調査なので、かなり信憑性が高いですね。

日本で導入したほうがいいと思いますか?

以前、オリンピック前に「日本でもサマータイムを導入」なんていう話がありましたが、皆さんはどう思いますか?

個人的には無理に導入しない方がいいのでは?と思っています。

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時間帯を変えることによる経済効果があると言われている反面、切り替わるタイミングで煩わしいことがあります。時間が変わるという風習がない日本人にとっては、その小さいかもしれないけど地味にたくさんある煩わしさや、さまざまな混乱を引き起こしそうです。

以前、北海道で「時間を変えるのではなく、勤務時間を変える」という試みをしたところがあるらしいです。結果は「サマータイムを導入することで省エネなどの効果は出にくい」という理由から本格的な導入は見送られましたこともありました。

ということで、明日から時差が4時間に変わります。よろしくお願いします。

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masa osada
日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のTwitter @masaosadaには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。