そんなバカな…刑務所禁煙化で囚人に煙草の代わりに配られたアレ

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今日は5年ほど前の話なんですけど、そんなバカな…というニュースを見つけたので紹介したいと思います。

2011年7月1日からニュージーランドの刑務所は全面禁煙化されました。
これによって刑務所内の囚人たちは「喫煙」という習慣を強制的に断ち切らざるを得ない状況となりました。

囚人たちは1週間のなかで決められた金額のお小遣いが与えられています。全面禁煙化が実施される前は、その範囲内であれば、タバコを買うことができました。ところが、禁煙化されたことで一切煙草を吸えなくなったので、喫煙者の人たちに「〇〇」が配られることになりました。

タバコの代わりのアレ

Cigarette

このあるものをタバコの代わりに配ると聞いたとき、刑務所を管轄するお役所のお偉いさんBeven Hanlonは冗談だと思ったそうです。
でも、このアイディアが最善だとは思わないけど、コストを考えたり囚人の健康を思うと試してみる価値があるかもしれないと思ったそうです。そこで思い切って試しにやってみることにしました。

では、いったいタバコの代わりに何を配ったのでしょうか。

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5択を用意しましたので、ちょっと考えてみてください。

  • チュッパチャプス
  • スルメ
  • 縄跳び
  • にんじん
  • 歯ブラシ

正直、どれが選ばれても「そんなバカな…」ですよね。でも、この中に一つだけ正解があるんです。

では、答えはこの画像の下に書きますので、「どれをタバコの代わりに配ったのかな?」と想像してみてから下にスクロールしてみてください。

Tabacco

では正解いきますね。

「縄跳び」だと思った人いますか?
「たばこ吸いたい!と思ったとき、運動するとごまかせるって聞いたことありませんか?そういう意味でなわとびは効果的かもしれません。でも、今回は不正解です。

では「スルメ」はどうでしょう。
これも違います。ニュージーランドではアジア系のスーパーマーケットに行けばスルメを買えますけど、一般的には食べる文化がないのでこれも外れです。

そうすると…「歯ブラシ」も禁煙するとき、たばこを吸いたくなったら歯を磨くと良いっていいますね。囚人のためにも良いですね。でも、そもそも歯ブラシは支給されているので、いつもより多くもらったところで意味がありません。今回は正解ではないんです。

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残りは2つ「チュッパチャプス」と「にんじん」なんですけど、答えは

carrot sticks
© Liz Mochrie

そうです。「にんじん」なんです。
チュッパチャプスとか飴を舐めると煙草を吸いたいという気持ちが抑えられるそうですね。でも、チュッパチャプスにかぎらず飴は砂糖たっぷりなので、囚人にとって良いことがありません。

ところでアマゾンでこんなものを見つけました。


チュッパチャプス|Amazon.co.jp

ちょっと欲しくないですか?こういうのがオフィスの片隅にあったら脳みそが疲れた時の糖分補給でついつい食べてしまいそうです。これよりはだいぶ小さいけど45本入りのものもありました。見てるだけでも楽しいですね。

インバーカーギルの刑務所で実験的に行われた

インバーカーギル刑務所は囚人にタバコを販売する代わりに、にんじんスティックを1日に2本、配ることにしました。

計算すると大きめのにんじんでスティックは16本取れるらしく、コスト的にすごく良いし、にんじんだと誰かがこっそり材料にタバコを隠すこともできないし、タバコをまったく思い出させないし、それにヘルシーだし良いことずくめだと判断したようです。

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にんじん以外にももちろん、気持ちを紛らわすために歌を歌う時間を設けたり、スポーツイベントをしたり、どうしてもダメなときにはニコチンのタブレットも用意しました。

でも、きっと囚人たちは「オレたちリスじゃないし」って思ってたんでしょうねぇ。

Eating a carrot

その後、採用されているかは謎

2011年当時、このニュースはニュージーランドだけでなく、世界中のメディアで取り上げられました。ところが、そのときの話題性だけが先行して、そのあと結局どうなったのか?という話題に触れているニュースを見つけることができませんでした。

1つだけThe New Zealand Medical Journalと言うサイトで「prisoners were provided with healthy snacks (carrot sticks) 囚人はにんじんを与えられていた」と過去形の記載があったので、その後は継続しなかったのかもしれません。

多くの国では「バカバカしい」と言ってやらないことでも、「ベストじゃないかもしれないけど、とりあえずやってみようか」という辺りは、ニュージーランド人らしさをすごく感じました。

こういう「とりあえずやってみよう」なところ大好きです。

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