行方不明の猫 4年ぶりに230キロ先で見つかる ニュージーランド

今日はちょっと「へーーすごい!」と言う話を紹介したいと思います。

今月10日のニュージーランドの新聞The New Zealand Heraldによると、4年前に行方不明になった猫Peanut(ピーナッツ)が230キロ離れた街で発見されたそうです。

いったいどうして230キロも離れた街で、しかもどうやって再び飼い主の元に戻れたのでしょうか?

ヘイスティングからギズボーン230キロの旅

Aさんは4年前までピーナッツという猫を飼っていました。
ところがあることをキッカケに、ピーナッツは行方不明になり、その後の捜索のかいもなく見つかることはありませんでした。

それから4年経ったある日、電話が鳴っていたので取ってみると住んでいる街ヘイスティングス(Hastings)から230キロも離れた街ギズボーン(Gisborne)の保健所からでした。

保健所の人に「ピーナッツを保護しているから取りに来て欲しい」と言われたそうです。
いなくなったのは4年前。しかも見つかった場所はいなくなったところから230キロも先。本来なら「そんな馬鹿な!」と思いそうな話ですよね。

ところが、このとき保健所の人の話を聞いて、Aさんは何でピーナッツが230キロも離れた街にいるのか、すぐにわかったそうです。

何で230キロも離れたところにいたのか

実は飼い主のAさんは4年前まで、ピーナツとともに今回の発見された街ギズボーンに住んでいました。230キロ離れた街ヘイスティングに引っ越すとき、ピーナツを連れていったのですが、引っ越してすぐにいなくなってしまいました。

つまりピーナッツは4年もかけて途中でいろんな人にご飯をもらったり、拾い食いをしたりしながら230キロも離れた家に歩いて帰ろうとしたわけです。

peanut
© NZ Herald

久しぶりに会ったピーナッツを見て、Aさんは驚いたそうです。
4年にも及ぶ、しかも長距離の旅を終えたピーナッツはすごく健康的で、しかも人なつっこい愛くるしい性格もまったく変わっていなかったそうです。

何で飼い主がわかったのか

ところでここまで読んで不思議に思ったことはありませんか?
何で保健所の人たちはピーナッツがAさんの猫だとわかって連絡できたのでしょう?

賛否両論あるんですけど、ピーナッツの首には米粒大のマイクロチップが埋め込まれていました。このチップには飼い主やその動物個体の情報があり、スキャナーのような装置で読み込むことができるんです。

そのマイクロチップに入っている飼い主の情報から、今住んでいる場所を探し出して連絡してきたわけです。
ニュージーランドの保健所SPCAの人は今回のことを受けて「こういったこともあるから、ぜひペットにマイクロチップを入れて欲しい」とここぞとばかりのアピールをしていました。

日本語も英語も同じ

日本語で「犬は人に付き猫は家に付く」という言葉があります。
実は英語にも似た「Dogs remember faces, cats places 犬は顔を覚えて、猫派場所を覚える」と言う言葉があるんです。

すごく興味深いですよね。
もちろんすべての犬や猫がこれに当てはまるわけではないと思うんですけど、なんだか犬と猫の性質を上手く表しているなーと思いました。

個人的にはこのピーナッツが、またヘイスティングの家を抜け出してギズボーンに戻る旅に出るんじゃないかな?と心配でなりません。でも、もし本当にピーナッツが「場所」に付いているなら、その家のご近所さんに里親になってもらうのが一番だと思います。

また違う街に連れて行くのは人のエゴですからね。

それにしてもこんなことあるんですね。なんだか読んでいて少しだけ心温まる思いでした。

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