一度は海外就職やワーホリで海外に出て欲しいワケ [後編]

今日は昨日から引き続いて「一度は海外就職やワーホリで海外に出て欲しいワケ」の後編をお届けします。

昨日の話を読んでいない方のために簡単に昨日の話に触れながら、昨日の続きを書いて行きたいと思います。

29才のときに初めて1人で海外に出て、それから10年、今年39才になりました。
あいだに1年ほど日本で生活していた期間はありましたけど、ほぼ10年間日本から離れて生活していく中で「人生のなかで一度は海外就職やワーキングホリデーなどで海外に出るのは良いことだな」と思うようになりました。

Cafe Loretta in Wellington

前回紹介したのはこんなことをことを得られた/捨てられたという理由からでした。

  • 生きていくための英語力を身につけた
  • より自分らしく振る舞う感覚
  • いろいろな「決めつけ」からの脱出
  • 日常に溢れていたノイズを捨てられた

多くのことが「得られたこと」とか「捨てられたこと」だったんですけど、今回の紹介する「海外に一度は出て欲しい理由」は「3つの再認識」です。

3つの再認識をするために海外に出て欲しい

自分自身が海外に出て「3つの再認識」をすることができました。
この再認識と、前回書いた4つの「得られたこと捨てられたこと」が合わさって「海外生活で多くのものを得ることができた」と思っています。

それでは「3つの再認識」を紹介していきたいと思います。

Cafe Prefab in Wellington

友だちや家族の存在を再認識できる

海外に出てくると今まで当たり前の存在だった友だちや家族から離れて生活することになります。この「一度距離を取ってみる」というのはすごく良いことです。

例えば「友だち」は海外に出てしまうことで疎遠になる人もいれば、逆に繋がりが強くなる人、細く長く繋がる人などに分かれました。

イメージ的には仕事とか組織とかと関係ない付き合いを築ける人だけが残っていく感じです。
日本にいたとき、よく飲んでいたけど仕事の話ばかりの人たちとは会わなくなりました。お互い距離がある分だけ本当の繋がりが問われるんだと思います。

これは良い例えかわからないんですけど、遠距離恋愛が上手く行くか行かないか?と同じかもしれません。距離ができてしまったことで疎遠になるのかそんなの関係ないのかは、もちろんその人個人の問題もありながら、お互いの関係性も左右してきますよね。

また「家族」の存在もそうです。
海外で生活をしていると家族に何かあってもすぐには帰れません。そういう現実を突きつけられたとき「私は日本で暮らそう」と思う人も多くいます。これは家族の大切さに気がつく、「再認識」する良い機会です。

でも、家族の大切さに気がついた人すべてが日本に帰るか?というとそんなことはありません。「家族の大切さに気がついた」ということを踏まえて海外で頑張る人もいます。これはどちらが良いとか悪いではありません。

大切なのは「大切さに気が付くかどうか」だと思います。

Cafe Finc in Wellington

日本の良いところ悪いところを再認識できる

日本にいたとき、日本が良いとか悪いとかよくわかりませんでした。
でも、外に出て客観的な目で「日本」という国や文化、それと「日本人」という国民性を見たとき、本当にたくさんの良さと悪さを目の当たりにしました。

今、自分自身は日本人で本当によかったです。日本大好きです。
日本人の気質や、文化、食、すべてにおいて多くの国と比べて勝っていることが本当に多いと思います。自分たちに子どもができたら、日本のことを多く学んでもらって「日本人」であって欲しいと思います。

でも、それと同時に「どうなんだろう?」と思う部分もたくさんあります。
敢えてここでは具体的に何が「どうなんだろう?」なのかは触れません。でも、全部を総合的に見て、今はニュージーランドに住んでいたいです。それはニュージーランドの良さもあるからです。

人によっては結果、日本人であることを捨ててしまおうとする人もいれば、日本の良さを痛感して海外で生活するのを止める人たちも多くいます。

前にどこかに書いたことがあるんですけど、今は日本の良さを日本人に再認識してもらいたいのと、外国人に日本の良さを知ってもらいたいと思っています。
1人ではなかなか難しいかもしれないんですけど、どこかのタイミングで「日本の良さを再認識するプロジェクト」みたいなものを立ち上げられたらいいなーとさえ考えるほどです。

Wellington Water Front

「自分自身」を再認識できる

海外で生活をすると、永住権を取るまで1-2年おきに突きつけられる現実があります。
どんな現実なのかというと「ビザが切れたら帰国」という現実です。永住権取得するまでの数年間、人によっては10年以上「ビザが切れたら帰国」という強制送還の可能性を秘めた生活を送ります。

そうするとどうなるかというと、ビザが切れる半年3ヶ月前から

  • 自分はこの国にもっといたいのか
  • 自分はこの職場でもっと働きたいのか
  • 自分が今後、何をしたいのか、何ができるのか
  • 日本に帰るなら何ができるか
  • 日本に帰ったらどこに住むのか

ということを考えなければいけません。

日本で生活していたらこんな人生の岐路みたいなこと、人生を見なおすようなことを、1-2年おきに考える機会なんてなかなかありません。
ビザという期日があるため、決断は後回しにできません。自分自身と真剣に向き合う必要があるんです。

その決断には上で書いたような海外に出たことで改めて認識した「家族や友だちの存在」「海外生活や日本での生活の善し悪し」「自分自身」がすべて影響してきます。

誰でもどこにいても似た経験はできます

長々と昨日の話と今回の話で「海外生活を送ることで得られるもの」みたいなことを紹介して来ました。

きっと読んでくださった方の中には「いやーでも今からは海外に行けないし」という方もいらっしゃると思います。むしろそういう方の方が多いかもしれません。

でも、ウェリントンにいる友人は今年で60才、子どもが日本にいますが、ある会社にワークビザを発行してもらって生活しています。別の知人は40代半ば奥さんも子どももいるのにマンションを売って、学生ビザで渡航してワイナリーで仕事を見つけたそうです。

年齢とか環境はあまり関係ないんだと思います。

もちろん結婚している方は旦那さんや奥さん、それと子どもの合意は必要ですよね。そうでないと家族崩壊してしまいますから。そういう場合は日本に住んでいても自分と真剣に向き合ったり、自分の身の回りと改めて見つめ直すだけで、変えていけるはずです。

自分自身は今回こうやって書くことで改めて、自分がどうしていきたいのかを見つめ直すことができました。
読んでいただく方も、今回紹介したことを参考にして海外に出てみたり、自分の今を見つめ直してもらえたら嬉しいです。

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