一度は海外就職やワーホリで海外に出て欲しいワケ [前編]

初めて1人で海外に出たところは29才のとき5日間ほど旅行したニュージーランド、オークランドでした。
それまで中学生の時に結婚式で家族でハワイに行ったのが唯一の海外体験でした。それから10年、気がつけば最初に1人で訪れた国ニュージーランドで永住権を取って暮らしています。

雑誌の取材でも答えたんですけど、最初のニュージーランド渡航は目も当てられないような惨敗。あまりの英語力の無さ、そして自分のサバイバル能力の無さに落胆の色を隠せませんでした。

その雪辱戦と言う意味も含めて惨敗から半年後29才11ヶ月にニュージーランドにワーキングホリデーで渡航しました。その後8ヶ月のニュージーランド生活、10ヶ月のカナダ生活、そして再びニュージーランドに戻ってきて就職し、永住権を取得しました。

Rotorua Government Garden

その経験を踏まえて思うことがあります。
それは「永住する/しない」に限らず、1年でも2年でも良いので「思いっきり」生活してみると、日本ではなかなか体験できない状態を体験できます。

その体験は今後の人生、と言うと大げさかもしれないんですけど、今後の考え方みたいなものをいろいろ変えてくれるすごく貴重なものです。

自分自身いろいろな人と話をさせてもらう中で、多くの人がその経験が「海外生活で得たもの」の1つとして日本に帰ったり、ニュージーランドで生活しています。

そこで今日はその経験がどんなものなのか、そして海外に一度は出て欲しいと思う理由のようなものを書いていきたいと思います。

海外生活をして得られたこと

まず「日本ではなかなか体験できない状態」がどんなものなのか紹介する前に、海外で生活をして得られたことを紹介してみたいと思います。

人それぞれ得るものは違うと思うんですけど、自分自身が得られたことを書き出してみました。

生きていくための英語力
もともと英語力がゼロだった当時の自分からすれば奇跡みたいな事なんですけど、海外で生活をすることで、生きていくための英語力を身につけることができました。

自分自身は英語大嫌い、文法って何?と言う人だった(今でも文法は???です)ので、学校でキチンと学んだ人のような英語ではありません。でも、旅行したり、ホテルの受付、カフェのバリスタなどを「不便はありながらも」やるだけの英語をしゃべれるようになりました。

これは海外生活で得た物のひとつだと思います。

Memphis

より自分らしく振る舞う感覚
海外の人たちは日本人が見たら「自由すぎる!」と思うような自由人がいっぱいいます。

そういう人たちと出会って話をさせてもらっていると、日本で生活していたときの自分がどれだけ周りの目、社会の目を気にして窮屈に生きていたのかを知りました。そしてそれに気がついて、その窮屈さから少し抜き出たことで自分自身が変わったように思えます。

別に以前の自分が劣っていたとかではなくて、当時の自分をベースにしつつ、より自分が自分であることを、自分自身が認めてあげることができるようになったという感じです。

いろいろな「決めつけ」からの脱出
言葉にしてしまうと上の「自分らしく振る舞う感覚」に近いんですけど、そうではない「決めつけからの脱出」も海外に来て得られたことの1つです。

「こうあるべき」「こうしなければいけない」と言った決めつけや、今まで自分が生きてきた中で「当たり前」と言われていたことが、海外に出てみたら実は当たり前ではなかったことに気がつく機会が本当によくあります。

Lamason

よく「日本は独自の進化を遂げたガラパゴス諸島のようなところだ」と言いますけど、ホントそうなんだと思います。

そういう事に気がつく機会があったことは本当に素晴らしいことです。

日常に溢れていたノイズを捨てられる
日本で生活していたとき、本当に本当にたくさんの音や情報、心ない意見(ヘイトスピーチとかも)など多くのノイズの中にいました。
家ではずっとテレビが付いていて、電車の中はもちろん街中は広告や宣伝の渦、常に企業は消費者にお金を使わせることを促してきました。

その中にいることに正直疑いを持っていませんでした。そして、常にそういうことを消化することに時間を割いていました。
でも海外に出て、それらとの関係をいったん切った途端、そういったことはすべてノイズだったことに気がつきました。それらの時間を使うといろんなことができることを知りました。

これは以前に記事で書いた記事「海外生活で手放せたもの・得たもの」で紹介したことがあるので、興味がある方はその記事を読んでみてください。

Sunset from sky

続きは明日に

書き始めたら1話にするにはちょっと長くなりそうなので、今回を前編、明日を後編にして紹介します。

前編では「海外生活で得られたこと」だけを書いていきました。
これだけを見ると「なんだか海外至上主義みたいで嫌だな」と思われてしまうかもしれないんですけど、そんなつもりはありません。続きは明日もありますので、その辺も合わせて読んでいただけたら嬉しいです。

これらは個人の見解なので、誰もが同じようなものを得られるかどうかはわかりません。自分が得たもの以上のものを得られる人もいると思います。

後編では最初に触れた「日本ではなかなか体験できない状態」って何だろう?と言うところに焦点を絞ってアレコレ書いてみたいと思います。

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