ニュージーで最も多い名字は何?から見る国の事情

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先日、2013年に行われたニュージーランドでもっとも多い名字の調査結果が発表になりました。
この調査は1913年から行われていて去年でちょうど100年が経つ記念すべきものでした。

今回1913年、1963年、1988年、2003年、2013年の5回にわたって、全国、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチの4つのデータが公開されました。

そこで今回は100年に渡るニュージーランドでもっとも多い名字上位20位の変遷と共に、そのデータから見るニュージーランドという国の事情を紹介したいと思います。

Auckland cafe

全国で見た場合の多い名字

全国で見た場合、100年間ずっとSmithが一番多い名字です。
そして次が、Wilson、Williams、Brown、Taylor、Jones、Thompsonが毎年上位2位から7位を競っています。

ところが、2003年からアジア人の名前がトップ20位に食い込み始めて、2003年には9位にLee、15位にSinghが入ってきました。

Singhはインド人に多く、シーク教の名前でライオンという意味らしいです。

そして2013年には上位20位のうち8つがアジアの名前が占めるようになりました。
8つのアジアの名前のうち5つが中国系、3つがインド系です。

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これがその20年に渡る多い名字の一覧「全国版」です。
オレンジの名前がインド系の名前、赤が中国系の名前です。

これだけでもアジア人が増えてきているのがひと目でわかりますね。

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ちなみに黄色でマークしている「Young」は、英語の人だと「ヤング」アジア人だと中国人や韓国人で「ヤン」です。
本来は中国人の場合「Yang」、韓国人だと「Yeong」と書くんですけど、英語のスペルで同じ読みのYoungになっているケースもあります。
ところがスコットランドやドイツでも昔からある名前なので、アジア人か英語の名前なのかどちらか判断が付きません。

クライストチャーチで多い名字

オークランド、ウェリントンの前にクライストチャーチの多い名字を紹介します。

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クライストチャーチは全国のランキングと比べるとだいぶアジア系が少ないのがわかりますね。インド系の名前は20位にすら入ってきません。

言われてみると確かにクライストチャーチは他の街と比べてインド系の人たちが少ないです。

ウェリントンで多い名字

ウェリントンはウェリントンでまったく違っています。

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クライストチャーチにインド人が少ないのに対して、ウェリントンは中国人の名前が入ってきません。その代わりインド人のPatelさんが3位にいます。

自分たちはウェリントンに住んでいるのでわかるんですけど、確かに日本人を含めてアジア人はかなり少ないです。ただしインド人は他のどの街よりも比率が高いです。

その辺がハッキリ出ていますね。

オークランドで多い名字

オークランドで多い名字は衝撃でした。

トップ10のうちアジア人の名前が9つもあるんです。唯一残されたヨーロピアンの名前はSmithです。そして20位まで行ってもたった5つしかヨーロピアンの名前はありません。

the most common name Auckland
もう2003年、2013年は真っ赤です。
つまりオークランドは他の街と比べて断然アジア系、特に中国人がたくさん住んでいることがわかります。

移民が支えるニュージーランド経済

以前どこかの新聞で「ニュージーランドの人口は増えているけど、大きな要因が移民の増加だ」と書いてありました。

ニュージーランドはとにかく人種のルツボで以前「世界でも有数の人種のルツボに?Aucklandと言う記事を書いたことがありました。

オークランドに限って言えば40%、つまり5人に2人が別の民族の人たちなんです。
つまり日本の小学校で例えるなら40人のクラスで、24人が日本人で16人は外国人ということなんです。それってすごい状態ですよね。もう日本だとインターナショナルスクールみたいなものです。

オークランドも地域差があって、場所によってはもっと極端なところも多いそうです。

世界の人口は70億人と言われています。
そして中国人とインド人を足すと26億人、だいたい37%です。ニュージーランドはそんなに黒人は見かけないんですけど、アジア人の割合だけを見れば世界の縮図と言っても過言ではないのかもしれません。

これが良いことなのか悪いことなのかは正直わかりません。

どんどん多様性が増していく現代社会で、縮小版「地球」のモデルケースとしてニュージーランドが世界をリードして、いろんなことができたら良いなと思います。

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