ニュージーランドの歴史上一番大きな地震

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ニュージーランドは日本と同じで環太平洋火山帯、英語でRing of Fireの真上にあるため地震が比較的多い国です。

そのため地下活動が活発なので地熱発電や、日本ほどではないんですけど温泉に浸かる文化があるなどの恩恵もあります。

ニュージーランドの地震といえば2011年に起こったクライストチャーチを中心に大きな被害が出た地震を連想される方が多いと思うんですけど、ニュージーランドで起こった地震で一番大きかったのは、いつどこだったのでしょう?

今日はそんなニュージーランドの地震の歴史を少しだけ紐解いてみました。

震度とマグニチュードの違い

ちょっとだけ雑学を先に。
ニュージーランドはは地震の揺れの大きさを示す数字はマグニチュードだけしか使われません。

震度という考え方はしないんですね。
ちなみにマグニチュードは地震の規模(エネルギーの大きさ)を表して、震度は観測地点の揺れの大きさを示します。

よく例えられるのが電球の明るさと地震です。

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この図の通り、地震の規模は電球の明るさです。40Wの電球より80Wの電球が明るく、遠くまで光が届くのと同じでM4.0よりM8.0の方が地震自体のパワーが大きいので強く、そして遠くまで揺れます。

ニュージーランドの大きな地震の歴史

ニュージーランドは1840年代後半からの約170年のあいだにマグニチュード7以上の地震が21回起こっています。

そこで今回はその中でも大きかったマグニチュード8以上の地震と、それに続く7.8の地震だけ紹介していきます。

まずマグニチュード7.8の地震は4回ありました。

一番古い地震が1929年6月17日にMurchison(マーチソン)というところで起こった地震です。この地震が起こった翌日、1つの観光地が生まれました。

それがMaruia Fallsという滝です。

Maruia Falls

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この滝はたった1回の地震で断層が縦にずれて出来ました。ビックリです。

そしてその次の地震は日本のガイドブックなどでも紹介されることがある少し有名な地震です。1931年2月3日にネイピアの北で起こり、ネイピアの街を壊滅に追いやった地震です。

3番目の大地震は2009年にフィヨルドで起こりました。幸いなことにこの地震は街が近くになかったため大きな被害はありませんでした。

最後4番目はつい最近です。2016年11月14日に起こったカイコウラの地震です。この地震のおかげで海岸線の道は甚大な被害を受け、クライストチャーチ⇔カイコウラ⇔ブレナムを結ぶ国道1号線が長い間不通になっていました。現在は再開しています。

ニュージーランドで一番大きな地震

そしてニュージーランドの歴史上もっとも大きな地震は1855年1月23日にWairarapaで起こった地震です。マグニチュード8.2と8.3でした。

当時ニュージーランド全土が揺れたといわれるこの地震は、今から160年も前なので、詳しい資料が残されていません。

今でもウェリントンの街中にこの時の地震で盛り上がった場所が残されています。

Wellington Basin Reserveといわれる運動場であり、巨大なラウンドアバウトみたいなものが街なかにあります。そのWellington Basin Reserveは海からだいたい1キロくらい離れた場所なんですけど、この地震が起こる前は水辺でした。

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それが地震のせいで地面が盛り上がってしまったために完全に陸地になってしまいました。

他にも多くの場所で断層のひずみを作って今でも見ることができる場所が幾つもあるそうです。

今回紹介した地震を含めてマグニチュード7以上の地震をGoogleマップにまとめてみました。

赤い目印が一番大きな地震が起こった場所、黄色が上で紹介したマグニチュード7.8の地震、そして青緑の目印はどれもマグニチュード7以上の地震です。

用心しようもないんですけど

こういう記事を書いていたら、たまたまクライストチャーチにいて被災してしまったあの地震のことや、東日本大震災の津波が襲ってくる映像を思い出して怖くなってしまいました。

地震に対して用心しようもないんですけど、それでもできるだけ用心しておきたいですね。

ここ数年、各地でマグニチュード7以上の地震が頻発しています。もうそういった地震を経験したくないなと改めて思います。

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情報元:GNS ほか

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