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以前、ニュージーランドのWi-Fi事情について記事を書いたことがあります。
それから数年が経ち、情報が古くなってきたので改めて情報をアップデートしたいと思います。
海外に限らず旅行中は美味しいお店や面白そうなアクティビティーを探したり、何かとインターネットで探しものをする機会が多くなります。
「現地の人から情報を得て」とか「行き当たりばったりの旅が面白い」という意見もありますが、それにしてもSNSを見たり、ニュースを読んだり、天気をチェックしたり何かとインターネットは必要です。
そこで今回はニュージーランドのWi-Fi事情 2018年9月版を紹介します。
無料のWi-Fiはけっこうあります

ニュージーランドではカフェやレストランはもちろん、街の中心地に行くと公共施設でも無料でインターネットを開放しているところがあります。
パスワード無しで無制限で使えるところもあれば、お店の人に「Wi-Fiのパスワードを教えて」とお願いするとパスワードをくれるお店、SNSやGoogleのアカウントを使ってログインして使ったり、中には「100MB分のインターネットチケット」をくれるお店もあります。
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各地でWi-Fiは開放されているので、まずはスマホやタブレットで近くのWi-Fiを探して、自分がいる施設の名前と同じWi-Fi名を探して見るところから始めてみましょう。
鍵マークが付いている場合は、パスワードが必要になるのでお店の人に。パスワードがない場合は接続後に「アカウントを作ってください」などの画面が出てくることが多いです。
こんなところでWi-Fiは見つけられます
では、どんなところでWi-Fiを開放しているのでしょうか。ざっと書き出してみました。
- 宿泊施設
- カフェ
- レストラン
- 図書館
- 空港
- i-Site(観光案内所)
- 銀行
- Sparkという通信会社の電話ボックス(有料)
- オークランド空港と街を結ぶSky Bus
- SuperShuttleというシャトルバス
- フェリーの船内(一部)
チェーン店や大人数が使うWi-Fiは繋がりにくい
ニュージーランドのマクドナルドを始めとしたチェーン店や、空港、図書館などの公共施設のWi-Fiは多くの人が利用します。そのため繋がりにくいことが多いです。
まったく繋がらなかったり、繋がってもすごく遅かったり不安定だったり。
なので、「このWi-Fiたくさんの人が使っていそう」と思ったら、あまり期待しない方が良い方がいいかもしえません。
それとSuperShuttleやSky Bus、フェリーの船内といった移動中に使えるWi-Fiはかなり遅かったり、そもそも繋がらないこともあります。
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宿泊施設のWi-Fiは施設ごとに大きく違う
ニュージーランドの宿泊施設といえば、ホテル、モーテル、B&B、バックパッカーズなどがあります。

これらの施設によってWi-Fiの環境は大きく異なります。宿泊プランの中に「Free Wi-Fi」と書かれていても、いざ泊まってみると「1日100MBまで」なんていうこともあります。なので仕事などの都合でどうしてもインターネットに繋がらないと困る場合は、予約前に確認するようにしましょう。
速度と安定性を期待してはいけない
ニュージーランドの街中で使えるWi-Fiは有料・無料関係なく日本と比べると速度は遅いです。また不安定なことも多いです。とはいえ以前よりはだいぶマシになった印象もありますが、まだまだです。
そのためSkypeやFaceTimeといったテレビ電話で音や映像の遅延があったり、大きなデータはダウンロードできないこともあります。
確実にインターネット回線を確保したい場合は
確実にインターネットを確保したい場合は、日本からSIMフリーのスマホやタブレットを持ってきてニュージーランドのSIMカードを入れるか、ポケットWi-Fiを購入することをオススメします。
Wi-Fiはどうしても移動中は使うことができませんが、SIMカードを入れたスマホやタブレット、ポケットWi-Fiがあればそういった心配はなくなります。
ポケットWi-Fiを買う場合
ポケットWi-Fiは空港にある通信会社VodafoneやSpark、2 Degreesのカウンターで購入することができます。
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値段はだいたい100ドル弱です。日本円で7500円くらいですね。たいてい料金の中に1GBの通信代が含まれています。またデータが1GBで足らないときはポケットWi-Fi購入時に追加(Top-upといいます)することも可能です。
もし旅の途中でデータが足らなくても、いつでもデータを追加購入すことができます。Vodafoneの場合は「Top Up a Prepay Vodem or Pocket WiFi with a voucher」というページが用意されていました。
「でもポケットWi-Fiなら日本からレンタルでも良くない?」と思う人もいるかもしれません。使用用途や滞在期間によって変わってくると思うので、その辺はいろいろ調べて見る必要があると思います。
ちなみに「イモトのWiFi」の場合、ニュージーランドは4G/LTEの接続で「1日1580円)です。一週間使ったら「11,000円」ちょっとです。値段的には高くなりますが1日500MBまで使えるので、単純に合計して旅行中3.5GBのデータ通信ができるようになるということです。
一方VodafoneのポケットWi-Fiは本体+1GBのデータ通信で約7500円。3GB追加するのに50ドル(3800円弱)。合計すると11,300円くらいなので、「イモトのWi-Fi」とほぼ同じです。
でも、滞在期間が1週間を越えるとイモトのWi-Fiは「1日いくら」というチャージ方法なので割高になるかもしれません。
ニュージーランドのSIMをゲットする
そしてなにげに一番便利なのが、ニュージーランドで通信会社のSIMカードをゲットして使うことです。
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SIMカードはポケットWi-Fi同様、空港の通信会社で手に入れることができます。SIM自体は5ドルなんですけど、バスの中に無料のSIMがあったり、以前2回ほど通信会社でただで貰ったこともあります。
SIMを入れて設定をすれば、日本と同じように通信環境を手に入れることができるので、一番「日本と同じように」インターネットができるはずです。
SIMカードのプランは「旅行者プラン」もありますが、普通にプリペイドで1ヶ月のプランを使ったほうがお得です。
SIMカードを入れ替えるときに知っておきたいこと
ただSIMカードを入れ替えるということは、スマホやタブレットの設定を替えなければいけません。逆をいえば、日本に戻ったとき、その設定を再び戻さなければいけません。
また日本のSIMカードを旅の間になくしてしまうと、ちょっと面倒くさいことになります。なので、そういった手間や注意は理解の上でSIMカードを入れ替える必要があります。
適宜使い分けて快適なインターネットを
無料のWi-Fiは当たり前なんですけど無料でありがたいんですけど、その代わり場所が限られていたり、接続中は別の場所に移れないなどデメリットもあります。
一方、ポケットWi-FiやSIMカードは、そういうことが苦手な人には手を出しにくいかもしれませんが、使えると非常に便利です。
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旅のスタイル。インターネットがどのくらい重要なのかにも合わせて使い分けたいですね。