NZらしさ全開で素晴らしい!同性婚賛成派のスピーチ

今日の記事は旅行中のため、過去に紹介した記事で改めて皆さんに見てもらいたい動画を紹介したいと思います。

去年、ニュージーランドでは同性婚が認められました。
これ自体は世界初でもなく、記念すべきものではありません。でも、この同性婚の法案を通す国会の中でおMaurice Williamsonが行ったスピーチがニュージーランド人の良さ全開の素晴らしいスピーチでした。

今改めてこの動画を見ても、これだけ素晴らしいスピーチは歴史に名を残しても良いのではないか?と思えるほどです。

この法案で可決されたこと

同性婚を認める法案が先日可決されたことで、ニュージーランドにいる同性愛者は結婚をすることができるようになりました。
今までも結婚とほぼ同等の権利が認められていたんですけど、それはパートナーであり家族ではありませんでした。

そして「パートナー同士である」ことと「家族になれる」ことの違いはたった1つ。養子縁組ができるようになることだけです。

その辺を踏まえて見てもらえると良いと思います。

素晴らしいMaurice Williamsonのスピーチ

字幕無しでは話を追っていくのは大変なので、厳密な翻訳ではないんですけど、いろいろ補足も入れながら意訳を書いてみました。

スピーチの簡単な訳

私の有権者の中に聖職者がいます。
その聖職者が言うには、この同性婚を認める法案が通ったその日から同性愛者たちによる猛攻撃が始まるそうです。

ところが私にはそれがどんな猛攻撃なのかわからず戸惑っています。

例えば同性愛者たちが大挙してPakaranga Highwayを攻めてくるのか、それともガスか何がが押し寄せてきて聖職者や私たちを閉じ込めてしまうのでしょうか。

他にもカトリックの聖職者に「同性愛という不自然なものを支援している」と言われました。その意見すごく興味深くないですか?

だって、彼らは「一生独身で禁欲」の誓いを立てているんですよ?(それこそ不自然じゃないんですか?)
まぁ、私はそういうことしたことないのでよくわかりませんけど。

また別の人には私は永遠に地獄の業火で焼かれると言われました。
でも、それは大きな間違いです。私は物理学の学位を持っています。自分の体重や体内水分率などを熱力学の方式に当てはめて計算してみました。もし5000度の火で焼かれた場合、私の体は2.1秒しかもちません。これを「永遠」とはとても言えません。

Maurice Williamson_ _Rainbow across my electorate_ - YouTube

養子縁組について酷い主張も聞きました。中には恥ずべき主張がありました。
私には3人の素晴らしい養子がいます。だから養子がいかに良いかを知っています。

大半の反対意見は、一般の方、この法案が通ることで起こってしまうかもしれないことを心配している人たちです。そういった心配や考慮を私は尊重しています。
彼らは自分たちの家族などに降りかかるかもしれない「何か」を心配しているんです。

繰り返し言わせてください。
今、私たちがやろうとしていることは「愛し合う二人に結婚を認めよう」としているだけです。たっだそれだけです。
外国に核戦争をしかけているわけではありません。農業を壊滅させるウイルスをバラ蒔こうとしているわけでもありません。

私たちの「愛し合うカップルを結婚させてあげる」という法案の何が間違ったことなのかわかりません。もちろん自分とは違う人を好きになれないのはわかります。それはかまいません。でも、なぜ反対する人がいるのかわかりません。

この法案に反対する人に言っておきます。

この法案が採決されたからと言って
太陽は明日も昇ります。ティーンエイジャーの娘はそれでも、知った顔をして何でも反抗してきます。あなたの住宅ローンは増えたりしません。皮膚病にかかったり、布団の中にヒキガエルが現れたりしません。

この法案が採決されても、世界は何ごともなかったかのように回り続けます。

だから、この法案で大騒ぎするのは止めましょう。

この法案が通ることは、影響がある人に取っては素晴らしいものです。でも、そうでない人に取っては人生は何も変わったりしません。

個人的にこう思う

このスピーチ、ニュージーランド人のユーモア、自由な発想、優しいところがギュッと凝縮されていて生まれて初めて「この国会演説好き」って思えました。

これ国会のスピーチです。

反対する人たちに対して、奥歯にものが詰まったような言い方ではなくハッキリと「それは違う」と意見を言い、でも、それによってどこか笑いが起こっています。

的確な反対意見と、自分たちが何を言いたいのか。何をしたいのか。そんなことがすごく上手にまとまっていると思います。

自分自身、本当に「影響がない人」なので、彼が言うように「なんで反対するのか」がわかりません。彼が言いたいことに100%賛成です。

より多くの人とシェアしたいスピーチ

ニュージーランド好きなら300%楽しめる、そしてニュージーランドを知らない人や興味がない人にも、ぜひこのスピーチは一度見て欲しいと思ったので、敢えて古い記事から再び掘り起こしてみました。

こんなに絶賛すると胡散臭いかもしれないですけど、本当に素晴らしいスピーチです。

ぜひ多くの人にこのスピーチを見てもらうためにシェアできたらと思います。

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