ベルリンのコーヒー文化に革命を起こしたフラットホワイト

ニュージーランドのコーヒーと言えば、ニュージーランド好きなら誰もが思い浮かべるFlat White(フラット ホワイト)

このフラットホワイトがドイツの首都ベルリンに渡って、コーヒーの革命を起こしているそうです。

今日はそんなニュージーランドのコーヒーフラットホワイトがドイツ巻き起こすコーヒー革命についてです。

Flat White(フラットホワイト)って何?

ニュージーランドに来たことがある方なら聞いたことがあったり、飲んだことがあるはずのフラットホワイト。

でも、具体的に何なのか、例えばラテとの違いは何?と聞かれるとわからない人たちが意外と多いです。そこでまず簡単にフラットホワイトが何なのかから説明したいと思います。

フラットホワイト(Flat White)は、エスプレッソ2に対して、スチームで温めたミルク1を入れるコーヒーです。ラテとの違いはラテのほうが牛乳が多く、スチームミルクの泡(フロスと言います)も多めです。

なので、濃いコーヒーが好きな人や、ラテのグラスから1cmくらいある泡が嫌いな人はフラットホワイトを飲むといいし、牛乳多めが好きな人はラテを頼むのが良いです。

Wake up and make coffee.
© Linh Nguyen

他にも細かく言うと違いはあるんですけど、ザックリしたところはそれがフラットホワイトです。ちなみにフラットホワイトの歴史を紐解くと、オーストラリアで考案されてニュージーランドの首都ウェリントンで今のようなスタイルが確立したそうです。

そんなフラットホワイトがベルリンでコーヒー革命を起こしているんです。

フラットホワイトが変えるベルリンのコーヒー文化

Forget the filter, flat white reignites Berlin's coffee affairによると、ニュージーランド人のShannon Campbellが初めてベルリンに行ったのは今から12年前でした。

彼が飲んだベルリンのコーヒーは衝撃的な不味さだったそうです。
出されるコーヒーは早く抽出するために荒く擦ったコーヒー豆で淹れているので、味も風味もないシャビシャビ。

それだけでも美味しくないのに、追い打ちをかけるかのようにひどいのが、コーヒーに牛乳を注いで飲む時でした。スチームで温められたミルクは熱を加えすぎて、成分が分離してしまうほど。そこまで熱が加わりすぎたスチームミルクが注がれたコーヒーは飲むに耐えなかったそうです。

そんなひどい体験をしたShannonはベルリンのPrenzlauer Berg地方でThe Dairyというカフェをオープンしました。もちろんニュージーランドスタイルのコーヒーを提供しました。

その後、彼のコーヒーは徐々に受け入れられ、今では流行に敏感なクリエイティブな人たちはThe Dairyに行っては、MacBookで作業をしながらフラットホワイトを飲むそうです。

コーヒーの世界標準になりつつある?

以前、ウェリントンが”世界8大コーヒーの街”に選ばれるという記事でも紹介したことがあるんですけど、今ロンドンでもっとも人気があるカフェKaffeineとFlat Whiteはどちらもフラットホワイトを提供するニュージーランド/オーストラリアスタイルのカフェです。

さらにニューヨークでも2年ほど前にフラットホワイトが爆発的にヒットしました。

Espresso Drops 3
© Mark

日本では神楽坂にウェリントンを拠点にするコーヒーショップMOJOが2012年にオープンしたり、着実にラテ、カプチーノなどと並ぶコーヒーのスタンダードにフラットホワイトはなろうとしています。

ところで現在、コーヒーの作り方は主にアメリカのシアトル式とイタリア式の2つに分かれています。

これらの違いを書き始めると「日刊コーヒーライフ」になってしまうので、ここでは触れませんけど、フラットホワイトがコーヒーのスタンダードになれば、世界中のコーヒーはシアトル式、イタリア式、そしてニュージーランド/オーストラリア式になるかもしれませんね。

そうなる日が来るようニュージーランドのコーヒーを日刊ニュージーランドライフで積極的に紹介していきたいと思います!

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