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ニュージーランドの南島には世界的に有名な泉があります。
それが今回紹介するPupu Springs(ププ・スプリングス)、正式名称Te Waikoropupu Springsです。数日前にBlue Lakeの記事で少し紹介しましたね。
ププ・スプリングスは辺ぴなところにあるので、短期旅行だとなかなか交通の便や日程の都合で行くことができないかもしれません、少し日程を取って旅行される方や、ワーキングホリデーで旅行をしている人たちだと行ったことがある方や、聞いたことある方多いと思います。
今日はそんなププ・スプリングスのことで「へーー!」ということを紹介します。
ププ・スプリングスについてザッと説明
まずププ・スプリングスの場所はこちらになります。
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だいたいネルソンから車で2時間くらいです。
途中ものすごいグネグネ道を走るので行ったことがある方の多くが「気持ち悪くなった」というほどの難所が待ち受けています。
ププ・スプリングスがどうして有名なのか。それは「透明度がものすごく高い」からです。
ププ・スプリングスは先日紹介した世界一透明度が高い泉のブルーレイクに並ぶ世界で有数の透明度を誇っているんです。
どのくらい透明なのか。
例えば日本で一番キレイな湖は摩周湖で、水の中で28メートル先まで見えるそうです。
ところがこのププ・スプリングスは63メートルまで見ることができます。さらに世界一透明度が高いブルーレイクは80メートル先まで見ることができます。
これだけでも相当すごいことなんですけど、ププ・スプリングスにはもう一つ「お!すごい!」という事実があります。
湧水量がとんでもないPupu Springs
ププ・スプリングスは透明度以外にも、湧き出ている水の量が多いことも注目されるポイントです。
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湧き出る水の量はニュージーランドで一番、それどころか一説には南半球で一番たくさん水が湧き出ています。
どのくらいの量かというと、たった1秒で14,000リットルの水が涌きでています。
これは25メートルプール(幅12メートル深さ1.2メートル)のプールをいっぱいにするには通常の水道を使うと6時間から10時間かかると言われています。それをププ・スプリングスならたった25秒でいっぱいになってしまうんです。
たった25秒です。
そして、さらにすごいのはこの水の量はニュージーランドの人口450万人に必要な生活用水をたった1つの泉でまかなうことができてしまうことです。
簡単にその根拠を説明するとニュージーランドの平均的な成人は1日に水を250リットルくらい使うそうです。
それと1秒で1.4万リットル湧き出る水を計算すると約485万人分の水をまかなえることがわかります。
日本はもっと生活用水が必要で、1日あたり350リットルから400リットルといわれています。
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ププ・スプリングス周辺は魅力満載!
ププ・スプリングスがある場所から近い街Takaka(タカカ)はもちろん周辺のエリアをGolden Bay(ゴールデンベイ)と呼ぶんですけど、この辺はニュージーランドの大自然を楽しむにはピッタリの場所です。
バリエーションにとんだたくさんのトレッキングコースはもちろん、カヤックなどをする名所のAbel Tasman(エイベル・タスマン)、ニュージーランドでも屈指の人気があるビーチKaiteriteri Beach(カイテリテリ・ビーチ)など数日かけてぜひゆっくり滞在して欲しい場所の1つです。
今は冬なので閑散期に入りますけど、9月10月くらいから最高のシーズンがやってきます。
これからニュージーランドに旅行で行こうかなー?と考えている方は、ぜひゴールデンベイのエリアを候補に入れてみてください!