[謹賀新年] 明日はニュージーランドのお正月Matariki

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皆様、今年1年も日刊ニュージーランドライフを読んでいただきありがとうございました。

あれ?古い記事読みに来ちゃった?って思わないでくださいね。

一般的に使われている暦は1月1日に年が明けますね。
また旧正月の場合、1月中旬から2月中旬に明けるのと同じように、ニュージーランドのマオリ族にとって今日は大晦日、明日6月18日はMatarikiと呼ばれるお正月なんです。

今日はそんな大晦日な雰囲気はまったくしないニュージーランドから、ニュージーランドのお正月Matarikiって何だろうね?という話を紹介していきたいと思います。

Matarikiを簡単に説明すると

マオリの正月Matarikiの語源は日本語にするとプレアデス星団、別の言い方だと「すばる」から来ています。Matariki自体の意味は「小さな目」を意味するMata Rikiや、「神の目」を意味するMata Arikiと言う2つの語源があるとされています。

Pleiades-Med
© neutronman61

マオリの新年Matarikiは、マオリの部族ごとに「いつ」と言う考え方が異なっていました。

どの部族もMatariki(すばる)が5月下旬から6月にかけての明け方、北東の地平線に顔を出す日を基準にしています。ところが部族ごとに「その顔を出した日を年明けとする」とか「顔を出した次の満月の日を年明けとする」など定義が異なっていました。

そこで近年になって、Matariki(すばる)が顔を出してから一番最初の新月の日を大晦日として、次の日から新年にしようと統一されました。

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ちなみにマオリと同じルーツを持つと言われているハワイの人たちの言葉ではMakahikiと言う似た音の新年があるそうです。

Matarikiの日は何をするの?

Matarikiは日本と同じように三が日はお祝いの日とされています。
※部族によっては3日ではなく1週間のところもあるそうです。

その間は前の年になくなった方たちを偲んだり、作物が収穫できたことを農業の神様Rongoや、虹の神様Uenuku、そして闇を司るWhiroに感謝し、次の豊作を祈願する収穫祭のようなことが行われていました。

Rotorua Marae
© Jon Wiley

そして日本のお正月と同じように、家族や親戚、友人などが集まってお互いが収穫したものを分かち合ったりしながら、食事を楽しんだそうです。今でもマオリの人たちは家に人を招いては食事を振るまいます。

食事を楽しんだあとは「新しい年」に向けた準備を始めます。

新しく苗を植えたり、何かプロジェクトを始めたり寒い時期にやっておけることをやっておいて、次の1年をより実りのある1年にするために動き始めます。

その他「1年の計は元旦に有り」なんて言いますけど、この時期はNew Years Resolutionsと言って「その年の願いごと/決意」を新たにする人たちもいます。

Matariki Kite Day 2012
© Chris Gin

また各地でMatariki Festivalと称して、音楽や映画、アート、星空観測、そして凧揚げなどのイベントが開催されています。Googleなどで「地名 Matariki 2015」と入れて検索するといろいろなイベント情報が出てくるので興味がある方は探してみてくださいね。

自分の立ち位置を見なおす良い機会

日本人にとって一番馴染みがある1月1日のお正月からだいたい半年経ったMatarikiのお正月は、「1月1日から半年どう自分が前に進んだか」を確かめるための良いキッカケのような気がしました。

「一年の計は元旦に有り」ということなので、明日のどこかのタイミングで2015年1月1日からの自分たちを振り返りつつ、これからの自分たちがどうなっていきたいか、どうしていきたいかを話す時間に当てたいと思います。

ニュージーランドに住んでいる方はもちろん、日本に住んでいる方もこれを機に「夏のお正月Matariki」を味わってみてはいかがでしょうか。

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