貧富の差がどんどん酷くなるニュージーランド

できるだけニュージーランドの良いことを書いていきたいんですけど、毎回そういうわけにはいきません。
ときには厳しい現実も紹介していかないといけませんね。

記事のタイトル通りなんですけど、先日発表された調査結果がニュージーランドの貧富の差をより浮き彫りにしました。

日本でこういう調査が行われているのかわかりませんけど、ニュージーランドの貧富の差はけっこう深刻なレベルのように思えたので紹介していきます。

ぼけの花

貧富の差が浮き彫りになった調査

今日Oxfam New Zealandが行った調査によると、ニュージーランドのトップ10%のお金持ちは、残り90%の人たちの総資産を足した額よりも大きな資産を持っているそうです。

そしてトップ1%の人たちが全体の25.1%のお金を持ち、下から70%の人たち全員の資産よりも多くの資産を持っています。

上の条件「トップ10%>残り90%」「トップ1%=25.1%>下から70%」という状態からこんな推測を立ててみました。

ニュージーランドが100人の村だったら資産はどういう風になっているかです。
ざっくりした出し方なので、正確性よりイメージをつかんでもらった方が良いと思います。

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そして資産の大きさを1つ1つの丸にしてみると、それぞれの資産の大きさみたいなものが目に見えてわかります。

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ニュージーランドで一番の資産家との差はすごい

さらに。
ニュージーランドで一番のお金持ちのGraeme Hart1人の資産と、ほかのニュージーランド人との差を比較するととんでもないことがわかりました。

Graeme Hartたった1人の資産が、下から30%つまり132万人の資産よりも多いことがわかりました。

彼はフォーブスという雑誌で世界中のお金持ちランキングで70億USドルを持っていて200位にランクインされました。ちなみに1位のビルゲイツは760億US億ドル持っているそうです…

ちなみに日本人はソフトバンクの社長孫正義さんで42位、184億USドルでした。

なんだかもう単位が大きすぎて子供の頃言っていた訳のわからない金額「100億万円」との違いがわからなくなってきました…

Wellington water front

18万人の子供は必要なものすらない

そんなとんでもないお金持ちがいる中、ニュージーランドには18万人もの子供が必要なものさえ与えられていない生活を送っています。

18万人の子供たちは

  • 2日に1回以上の割合で肉を食べれない
  • キチンとした服や靴を持っていない。靴は持ってすらいない子がいる
  • 雨具(傘やカッパ)を持っていない
  • ぼろぼろのベッドで寝ている
  • 十分な暖房器具がない
  • 医者に行くことすらできない
  • 新しいものが買えずに壊れたものしか持っていない

という状況の中で日々を送っています。

話の締めくくりに困ります

これを書いて、どうしたいのか正直よくわかりません。

でも、「ニュージーランドって良いよーー!」とばかり言うのも良くないし、こういう現実も「ニュージーランドのことが好き」な人たちには少しでも知っておいて欲しいなと思いました。

決して読んでいて気持ちが温かくなったり楽しくなったりするものではないんですけどね。

「今すぐ」は無理でも自分たちの生活がもう少し軌道に乗ったら、こういう困っている人たちに還元していく活動もしていきたいと思います。

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