謝りすぎる日本人と謝らないインド人

先日、オークランドで友だちと会ったとき興味深い話をしました。

それが今日の話「謝りすぎる日本人と謝らないインド人」です。

ニュージーランドに限らず、多国籍な人たちが同じ場所に住む海外の街では、日本と違って「カルチャーギャップ」みたいなものを日々感じることができます。

その中で時々トラブルを生む違うの1つが「言葉の文化」の違いではないでしょうか。

謝りすぎる日本人

以前、「すみません」より「ありがとう」という記事でも書いたことがあるんですけど、日本人は外国人から見たら謝りすぎています。

例えば、相手を待たせてしまったとき、誰かに何かをしてもらったとき、さらに会社の都合でお客さんに多少の不便をかけたりしたら「すみません」と言う言葉が返ってきます。

ところが英語圏ではThank you for waiting(待ってくれててありがとう)とか、何か教えてくれたらThank you for letting me know that(教えてくれてありがとう)という風に言います。

また、本当にお客さんに迷惑をかけたときは英語でsorry for any inconvenienceなんて言いますけど、会社の都合で何か少しお客さんに不便をさせたときはThank you for your cooperationなんて言う言い方をすることがあります。

賛否両論はありますけど、とにかく英語圏では「日本人は謝りすぎ」と言われています。

Portraits of an urban village- preparing for Diwali.- Arjun Nagar- New Delhi
© New Delhices

謝らないインド人

逆に謝らないのがインド人です。

面白いことに先日オークランドで会った友だちの彼氏はインド人なんですけど、彼曰くインド語には「ごめんなさい」にあたるピッタリくる言葉がないそうです。

なので、インドでは日常生活で「ごめんなさい」と言う感情はあっても、それを口にする習慣がないと言っていました。
つまり、何かミスをしたり、相手を待たせたり、何か壊してしまっても、何も言ってこないわけですね。

そうするとどうなるか。
「インド人はものすごい感じが悪い」と思われてもしかたがないわけです。

もちろん12億人いるインド人すべてが「謝らない」というつもりはありませんよ。
ただ地域によって、生まれ育ちによって変わってくると思うんですけど、現に必要なときにすら謝らないインド人はたくさんいます。

お互いの文化を理解することが大切

今回の話で言いたいことは、「日本人が謝りすぎるのは悪い」とか「謝らないインド人は悪い」ではありません。

ところで話はちょっと逸れますね。

カナダにいたとき、カナダ人の友人の彼氏がロシア人でした。
その友人はロシア人の彼氏と険悪なムードになったあと「he never say sorry!」とプリプリしていることが何度かありました。
聞いたところによるとロシア人が謝るのは相手に大けがを負わせてしまうと言った日本人なら土下座して謝るレベルでしか謝らないそうです。

Sorry
© Qabluna

周りにいる自分たちはその話を聞いていたので、ロシア人の彼が謝らないことに対して他の人たちよりイヤな思いをすることがありませんでした。

それと一緒で、もし「インド人が謝らないけど、謝罪の気持ちはある」というのをもっと前に知っていれば、今まで出会ってきたインド人に対して「なんかいつも感じ悪い!」とまでは思わずに、もう少し穏やかな印象を持てたかもしれないなということです。

もちろん文化以前に、その人の性格もあるんですけど、それでもいろんな国の文化を理解するというのは、海外で生活していくには大切なことだなと感じました。

また「国際化」とか「グローバル化」「グローバリゼーション」なんて言われる今の時代は「英語を勉強する」というのと同時にいろんな国の文化を学んだり、時には適応させていくことが、国際社会で国際人としてやっていくのに不可欠になってくるのかもしれませんね。

そういう意味でも永住までいかなくても一度は海外に出てみることは大切だなと感じました。

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