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飛行機に乗っていて、主に離着陸時に耳が痛くなる人けっこういますよね。
耳抜きができる人にとってはどうして耳抜きができないのかわからない悩み。どうやったら上手に耳抜きをすることができるのでしょうか?
今回はそんなニュージーランドとはちょっとどころか、だいぶ関係ないちょっとした疑問を解決してみたいと思います。
耳が痛くなる理由
まず「そもそも」な話なんですけど、どうして耳が痛くなるのかというと、飛行機が上昇・下降するときに、機内の気圧が変わるからです。ちなみに上昇するときは気圧が下がり、着陸するときは気圧が上がります。
イメージとしてわかりやすいのは、ペットボトルを機内に持ち込んで飛行機が飛ぶときはボトルがパンパンになり、着陸するときはボトルが凹みますよね。それと同じことが耳の中で起こって痛みを伴います。特に凹む時のほうが強い痛みを伴うので、着陸時に強い痛みを覚える人が多いそうです。
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耳抜きの注意点
耳抜きのやり方を書く前に注意点を先に書いておきます。
これから書くやり方は飛行機に乗る前に練習で試してみたくなっても、やらないことをお勧めします。
というのも、この「耳抜き」は効果が強いため、気圧が通常の状態にある地上で試すと逆に内耳を痛めて、中耳炎や内耳炎、最悪の場合は難聴などになりかねません。
試すとしたらエレベーターに乗って耳が変になった時など「着陸時ほどではないけど耳が変なとき」に軽く試す程度にしておきましょう。
耳抜きのやり方
「耳抜き」と一言でいっても、具体的にどんなことをすればいいのでしょう。
簡易的な方法としては
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- あくびをする
- 飴をなめたり、ガムを噛んだりする
- ツバや水など液体を飲む
これらのやり方で効果がある人もいれば、まったく効果が出ない人がいます。そういう方は以下の手順を試してみてください。
まずは耳抜きを始めるまでの心得です。
- 機内ではお酒を控える
お酒が入ると鼻づまりを起こしやすく、耳抜きをしにくくなります - 高度を下げ始めたら寝ない。できれば着陸時の2時間前くらいから起きておく。
寝ていると耳抜きは自然とされず、いきなり耳が痛くて目が覚める人がいます - 耳に違和感が出始める初期段階で耳抜きをする。
本格的に痛くなるほど耳抜きは難しくなります
では、さっそく耳抜きをしましょう。
- 両鼻をつまむ
このとき空気が漏れないようにしっかりと鼻をつまみましょう - ゆーーっくり空気を鼻に送り込んで圧力を上げていく
- 圧力をあげながら時々あごを引いたり、動かしたりすると鼓膜が動いて抜けやすくなります
- 耳の中がピキピキとなっても、そのまま少しずつ圧力を上げる
たいてい片方の耳は空気が抜けて痛みが治まります - 片方で止めずに、反対側が抜けるまでゆっくり圧力を上げていく
あとで抜ける方の耳の方が痛みを伴う方なので、むしろこっちを抜くのが大切 - 反対側の空気が抜けたら、耳抜き成功
以上で上手く耳抜きはできます。
もし、耳抜きが終わって、圧力を上げすぎて耳に違和感があるときは水を飲んだり、あくびをしたりして耳の中の気圧を調節しましょう。
耳抜きのポイントをまとめるとこんな感じです。
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- 着陸の1-2時間前くらいは寝ない
- 耳抜きできない人はお酒を飲まない
- 痛くなる前、違和感があるときにやる
- 一気に圧力をかけず、ゆーーーーーっくり
- 片方が抜けても、もう片方もやる
耳抜き上手で快適フライトを
せっかく飛行機に乗って楽しい旅行に行くのに離着陸の度に耳が痛くなったら、テンションが下がってしまいますよね。
でも、耳抜きのコツとタイミングさえきちんと掴んで慣れてしまえば簡単に耳抜きはできるようになります。
ぜひ一度皆さんお試し下さい。