海外生活で手放せたもの・得たもの

「海外に出てみたい」と思い立って行動に移したのは2005年の6月、29才11ヶ月のときでした。

それまで「今のままではいけない」とか「現状を変えなければいけない」と言う見えない不安と不満みたいなものを抱えつつ、何も解決できなかった自分を大きく奮い立たせて自分を試すために海外に出ることを決意しました。

きっと多くの人が似たようなモヤッとした不安定な状況に今いたり、過去にいたと思うんです。
自分の場合、結果的に海外生活で当時抱えていたモヤモヤッとした得体の知れない不安や不満を解消することができました。

もちろん人それぞれ状況は違います。また原因も違います。
でも、自分の場合は海外生活で「手放せたもの」があったから、代わりに「得たもの」があり、それがいろんなことを解決してくれたんだと思っています。

そこで今回はそんな海外生活で手放せたものと、得たものについて書いてみたいと思います。

海外生活で手放せたもの

海外に出たことで手放せたもの、切り離せたものの1つが一言で言うなら
White noise
© nzlife.net
「雑音 ノイズ」です。

ノイズというとわかりにくいかもしれませんね。
具体的に言うと例えば、漫画とかゲームとかテレビ番組とか、世の中に溢れている広告やCMなどの物欲をくすぐる誘惑みたいなものです。

これらに自分がいかに惑わされ、自分の時間とかお金を消費してしまっていたに気が付きました。

考えてもみれば、仕事以外で費やしていた時間の大半が、気分転換と称して読んでいた漫画やゲームと言った娯楽品、それと家にいるときの意味のないバラエティー番組です。
そして費やしたお金の大半が「あったら便利だけど、なくても生活できるもの」でした。これには必要以上の外食とかも含みます。

White noise
© nzlife.net

このノイズが溢れかえっていることで、いろんなことの本質みたいなものが見えなくなっていたんだと思います。

自分の場合は海外に出てみて、それら「ノイズ」が自分の人生の大きな場所を占めていたんだと気付かされました。

そして、その「ノイズ」を切り離すことができると、ポッカリ大きな穴が開くんです。その穴の中にこの後で書く「得たもの」を入れてあげるのが良いと思います。

海外生活で得たもの

例えばです。
人によって違うと思うんですけど、通勤時間に往復で1時間半、家に帰ってからの寝る時間までの2時間、合計の3.5時間をノイズに費やしていたとします。

ノイズを切り捨てることができたら、その3.5時間がポッカリ空きます。そうしたらその3.5時間を使って何をしますか?

あと同じようにノイズに費やしていたお金、月数万円がポッカリ浮いたら貯金以外で何に使いますか?

White noise
© nzlife.net

自分の場合、その余った時間を「暇だー」と嘆いていてもしょうがないので、ワーホリ時代はホストファミリーや、勤めていたバックパッカーズのお客さんと日がな一日いろんな話をして英語はもちろん、いろんな国のいろんな話を聞いて見識を広めたりしました。

日本で1年だけ仕事をしていたときは、通勤時間にいろんな本を読みあったり英語の勉強をしました。お金はそういうことに使いました。

そしてニュージーランドに戻ってMaruia Springsで仕事をしていたときに、このサイト「日刊ニュージーランドライフ」を生み出しました。

つまり「自分のために使う時間とお金」を得ることができたわけです。

キッカケを与えてくれたのは、ちょっとした縁があって知り合って、今では仲良くさせてもらっている「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」の著者であり、ニュージーランドをベースに日本と行き来しながら活躍されている四角(よすみ)大輔さんでした。

以前、四角さんと前職のMaruia Springsの良さについて話をしていたときに「Maruia Springsの良さは、外界と遮断されたノイズがまったくない環境なんです。ノイズがないからいろんなことに深く集中することができるから、それ目当てで来るお客さんも多いんですよ」と話していたことがありました。

Lake at St James Walkway
© nzlife.net
ちなみにこの湖はMaruia Springsのすぐ近くにあってお気に入りの場所の1つでした。

そして、その話自体はすっかり忘れていたんですけど今朝、四角さんが書いたコラム「視界のノイズを捨てる|Noiseless」を読んで再びその話を思い出すことができました。

「ノイズ」を捨てて「自分のための時間とお金」を得よう

日本に住んでいたとき、自分がどのくらいノイズのために費やしていたか考えるとゾッとします。

自分の場合は、結果的に海外に出ることで意識はしていなかったんですけど、強制的にノイズを切り捨てることが出来ました。
でも、もし日本に住んでいる方でも「ノイズは自分たちの時間とお金を蝕む」ということを理解していれば、意識的にノイズを自分の周りから遠ざけることができると思います。

ノイズは考え事をしているときの雑音と同じです。考えなんてまとまりません。
考えがまとまらなければ、何も集中してできないですよね。それはきっと人生も同じなんじゃないでしょうか。

それに、ノイズに使った時間とお金は「消費」なのであとで返ってくることはありません。
でも、自分に使った時間とお金は「投資」なので、どこかで自分に返ってくるんですね。

そんなことを海外に出て9年も経って、ほんの少しだけ気が付くことができました。

これからは常に自分に人生にとってのノイズって何なのか、自分の時間やお金をノイズが占拠していないかどうかを常に意識しながら、自分のための時間やお金を使っていけたらいいなと思います。

何だかフッと思いついたことを書いてしまったんですけど、いろんな人たちとこういうことをシェアできたら、素敵だなと思って記事としてアップしたいと思います。

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