ニュージー乳産業最大手Fonterraが日本の酪農を変える!?

ニュージーランドにはFonterraと言う世界でも最大手の乳産業の企業があります。

世界最大手がどのくらい大きいかというとダノンとかネスレと言った誰もが知っているような企業と肩を並べるほどなんです。

ちなみにFonterraが全世界で生産している生乳の量は220億リットルです。家の浴槽は200リットル、プール1杯は36万リットルなので、プールに換算…

するのは面倒なのでやめましょう。世界のだいたい3割を生産しています。

そんなFonterraが日本の酪農を大きく変えるかもしれない!?と言うニュースが飛び込んできました。

Ho fame, aiutami...
© Antonio Buccella

Fonterraって聞いたことないな

ニュージーランドに住んでいても、Fonterraを知らない人多いかもしれません。というのは、”Fonterra”と言う名前で商品はあまり出していないからです。

もともとFonterraは1つの企業ではなくて、2001年に4つの酪農系のグループが合併したものです。合併後もそれぞれが持っていたブランドがそのまま名前を変えることなくスーパーなどに並んでいるからです。

有名どころだとTip Top。あのアイスクリームですね。同じアイスクリームだとKapitiもFonterraです。
あとは牛乳やチーズのAnchor、Mainlandもそうです。

実は知らないあいだにFonterraさんのお世話になっているんですね。

さて、そんなFonterraが日本でいったい何をしてくれるんでしょう?

Cows in Field
© Elvis Kennedy

ニュージーランドの酪農のやり方を伝授

ニュージーランドが世界に誇れる乳産業の企業を抱えているのは土地が広いというのもあるんですけど、酪農コストが非常に安く国際的な競争力があるからなんです。

酪農コストで言うなら日本はニュージーランドの4倍もかかっているそうです。

その大きな理由の1つが飼育方法です。
日本では牛舎に牛を入れて、飼料をあげて育てていきますが、ニュージーランドでは放牧して牛は好き勝手に牧草を食べています。

もちろんニュージーランドの土地の広さが可能にさせることなのかもしれませんが、土地の広さだけが「放牧をしない」理由ではないようです。

その辺をFonterraは日本に実際にモデル店舗ならぬ、モデル牧場を今年の秋を目処に作って現地の人たちと共同で運営しながらノウハウを日本の人たちに教えてくれるそうです。

Milking Time
© Phil Greenhalgh

まずは北海道内の酪農家と協力して、北海道の寒さに適した放牧技術を普及できるかを含めてモデル牧場の運営を模索するそうです。

また2014年7月からニュージーランド政府は北海道の若手酪農家を対象にニュージーランド国内にある酪農学校に来て学ぶための奨学金を設けるとも発表しています。

個人的に思うこと

日本・ニュージーランドに問わず、こういう技術とか知識の共有はドンドン行っていけば良いなと思います。

特に日本は教えることは多くても、こうやって海外の人たちを招き入れて、教えを請うイメージがあまりありません。もちろん気候も違えばいろいろな取り決まりも違うので、すんなりは行かないかもしれませんけど、日本とニュージーランドを繋ぐ架け橋になってくれたら良いなと思います。

今後、日本の酪農家がニュージーランドで農場を始めるとかそういう話も出てくるかもしれませんね。

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