政府発表 クライストチャーチに越したら3,000ドル

スポンサーリンク

2011年の地震の後ゆっくりと復興をしているクライストチャーチ。
あれから3年が経って、失業率が高いニュージーランドにあってクライストチャーチは工事現場や接客業などで人手不足という状態が続いています。

そこで政府が打ち出した政策が「クライストチャーチに越してきたら3,000ドルあげちゃう」というキャンペーンです。

もちろん誰もが制限なくもらえるキャンペーンではないんですけど、この発表は遠回しにニュージーランドに来たい日本人にとっても朗報になり得るのかな?と思いました。

なので、その辺についてアレコレ書いていきたいと思います。

失業率が比較的高いニュージーランド

3,000ドルあげちゃうキャンペーンの前に、ニュージーランドの失業率についてサラッとだけ触れておきたいと思います。

ニュージーランドの失業率は約6%と言われています。
これだけ見ても、この失業率が高いのか低いのかピンと来ない方も多いと思います。自分自身あまりピンと来ませんでした。

日本の失業率は4%と言われていて、世界的には比較的良い数字だったりします。
[International Monetary Fund](http://www.imf.org/external/index.htm)の調査によると、日本は失業率の低さは世界で15位、ニュージーランドは38位です。

Christchurch rebuild
© nzlife.net

ニュージーランドの人口は440万人なので、26万人が仕事をしていないということになるわけですね。日本は1億3000万人いるので、4%の失業率だと520万人仕事をしていないことになります。

スポンサーリンク

つまり日本国内にはニュージーランドの人口より多い人たちが働かずにいると言うことです。それって何だか複雑な気持ちになりますね。

上の失業者の数の計算ですが、コメントで分母が違うとご指摘いただきました。
実際は「労働人口で割ったもの」らしいです。でも、そうなると数字が幾つかわかりません…。でも、人口が多い分失業者の数は相当ですってことですね。
ご指摘ありがとうございました。

3,000ドルあげちゃうキャンペーン

クライストチャーチでは街の復興に伴って、数千の仕事を生み出しています。それにも関わらず人手不足の状態が続いています。その理由の1つとしてあげられているのが圧倒的にクライストチャーチに住んでいる人の数が少ないのだと政府は考えました。

と言うのは国全体で言うと失業率は6%なんですけど、クライストチャーチに限って言うと失業率は3.4%しかありません。これは世界標準で見てもトップクラスの失業率の低さです。

世の中には仕事をしたくてもできない人たちがいることを考えると、クライストチャーチに住んでいる仕事をしていない3.4%を仕事に就かせるよりは、余所の地域から人を見つけてくる方が有効だと考えたわけです。

もちろんただ「おいで」と呼んだところで誰も来てはくれません。
仕事をしている人は今の仕事を手放さなければいけないし、仕事をしていない人は、そもそもお金がないので気軽に別の街に引っ越すのは難しいのが現状です。

そこで政府は定職に就いていない人たちが、クライストチャーチで週30時間以上、91日以上の契約期間がある仕事を見つけることが出来れば、政府が助成金を出すと決めました。
その3,000ドルを引っ越し資金に充てれば良いと言うことです。

このキャンペーンでは7月1日から施行され350万ドル、日本円で3億円ちょっとの予算が充てられます。そして上限1,000人までがこの給付を受けることが出来るそうです。

懸念と希望

この試みによって、ただでさえ高騰している家の値段を上げてしまうのではないか?とか、地元の人たちの職を奪うのではないか?と言ったことが懸念されているそうです。

ただそうは言っても復興が進まない理由の1つとして「人材不足」があげられている以上、外から人を持ってくるしかないと思う気持ちもわかります。

Christchurch rebuild
© nzlife.net

いくつかの記事を読んでみたんですけど、この対象者になる人はニュージーランド人、もしくは永住権を持っている人のみっぽいんですけど、ニュージーランドで仕事をしたい人、ニュージーランドに移住したい人にとってもこの「クライストチャーチの人手不足」は強い希望の光なのではないでしょうか。

外国人がニュージーランドで働くためのビザを取るとき、その国が欲しがっている職種だとビザが降りやすいです。

現に去年の1月にCHC現地企業は人手不足→ビザ規制緩和を懇願という記事を紹介したことがあります。この記事ではクライストチャーチの麹を行っている企業数社が移民局に対して「ワークビザの規制緩和」を懇願していると言うものでした。

今ニュージーランドは国をあげてクライストチャーチに人を集めようとしています。

どの職種をニュージーランドが求めているかは移民局のページ「Essential Skills In Demand Lists」をご覧ください。
ニュージーランドの移民局のページはよく引っ越すので、見つけられない場合はGoogleなどで「New Zealand Skilled migrant shortage list」など入れて検索するとすぐに見つかると思います。

またクライストチャーチがあるカンタベリー地方に限定された人手不足になっている業種のリストThe Canterbury Skills Shortage Listなんて言うのもWhat is the Canterbury Skill shortage List?にありました。

ピンチをチャンスに!?

被災してしまった人たちには申し訳ないんですけど、こういうピンチだからこそ、それをチャンスに変えている人たちがいっぱいいます。

実際、地震の後で急に好景気が訪れてお金をボロ儲けした人たちがクライストチャーチにはたくさんいるそうです。自分たち日本人は「金儲け」というより、これを機にニュージーランドに移住したい人たちが移住できたらいいなーと思います。

こんな記事もよく読まれています

スポンサーリンク

COMMENTS