都市伝説?ニュージーランドには「ゲップ税」がある?

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ニュージーランドには「ゲップ税」があるって聞いたことありませんか?

実は以前、日本の情報番組を見ていたところ「海外にある変わった税金」を紹介するコーナーで「ニュージーランドにはゲップ税がある」と紹介されて驚いたことがあります。

しかも、「ニュージーランドにはゲップ税がある」という話は1度ならぬ何度かそんな話を聞いたことがありました。

でも、本当に「ゲップ税」はあるのでしょうか?

今日はそんな話です。

ゲップ税とは何だろう?

テレビで紹介されていたゲップ税はこんな内容でした。

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地球温暖化が問題視されている現代の世の中で、温暖化を促進している物質として「二酸化炭素」「メタン」「亜酸化窒素」と呼ばれる物質があります。
これらは工場や自動車の排気ガスから排出されるのはもちろん、動物のゲップやオナラからも大量に排出されているそうです。

ニュージーランドといえば羊や牛など家畜が多い国として有名です。
そこで政府がその家畜から排出されるゲップに対して課税をして、そのお金を使って排出された温暖化ガスを何とかしようとしている。

本当にこんな酷い税金あると思いますか?

ニュージーランドの家畜の数は半端ない

ニュージーランドいえば羊。羊といえばニュージーランドを思い浮かべる人がいる程、ニュージーランドと羊は切っても切れない関係にあります。

Sheeps Eyes
© James Barwell

でも、実は羊の所有数でいうなら世界で8位なんです。

国名羊の所有数
01中国1.87億
02インド7,500万
03オーストラリア7,500万
04スーダン5,250万
05イラン4,870万
06ナイジェリア3,850万
07イギリス3,200万
08ニュージーランド3,100万
09パキスタン2,840万
10エチオピア2,550万

1位の中国はものすごい数ですよね。それと比べたらニュージーランドの3,100万匹は可愛いように見えます。

ところが「人口ひとり当たり」で見ると全然違ってくるんです。

ちなみに日本には登録されている羊の数が13,000匹で、人口でいうと「1万人に1匹」の割合で羊がいることになります。

それを踏まえて、「人口ひとり辺りの羊の数」が多い国を調べてみました。その結果、羊の数が多い国は

直行便?経由便?どっちが良い?

ニュージーランドに行くとき、直行便のニュージーランド航空と、経由便のカンタス航空・ジェットスター・大韓航空・シンガポール航空のどっちが良いか迷いますよね。
経由便をJTBで探す

僕は過去10年ほぼ毎回ニュージーランド航空を使って日本とニュージーランドを行き来しています。その理由とは。

06位:ソマリア 1.17匹
05位:スーダン 1.41匹
04位:トルクメニスタン 2.67匹
03位:オーストラリア 3.18匹
02位:モンゴル 6.19匹

そして1位のニュージーランドは1人頭6.91匹もいました。
相当な数ですよね。

ニュージーランドの場合、温暖化ガスのうち二酸化炭素が全体の40%、メタンガスが44%、亜酸化窒素が14%排出されています。そのうちメタンガスと亜酸化窒素はほとんど家畜のゲップから排出されているそうです。

つまり温室化ガス全体の58%が家畜のゲップから排出されているということです。
これだけでもけっこうすごい状態なのに、さらに驚くべきことにゲップから排出されるメタンは23倍、亜酸化窒素に至っては310倍も二酸化炭素よりも温室効果があるそうです。つまり温暖化ガスはほとんどゲップから排出されていると言っても過言ではないわけです。

牛のゲップ取り
もうこうなったら牛にこうするしかありません。

ゲップ税は可決されなかった

ゲップ税、実は2003年にこの税金は法案として提出されました。
政府は税金として羊1匹に対して9セント、牛に対して72セント課せられ、農家1件に付きだいたい年間で300ドル課せられるというものでした。

ところが農家の人たちから猛反対がありました。酪農大国とかいっておきながら、そこに一番の重圧をかけてしまったら国民が怒るのは当たり前です。

そしてその結果、もちろん否決されました。

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今ではゲップが出にくい飼料や草の開発をするなど別の方法で動いているそうです。

テレビでゲップ税をやっていたら

けっこうこういうメディアが面白さを優先して、海外だからわからないだろ?と、いい加減な情報を流すことがあるんですね。

なので、テレビで今後ニュージーランドのゲップ税のことを紹介していたら「あ。メディアが付いたウソだなー!ホントは可決されてないよ!」とちょっとした優越感に浸ってください。

それにしてもニュージーランドの家畜の数は相当ですね。

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