ニュージーランドが”世界中の人びと”に教えられる2つのこと

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この世の中には国連に加盟している国でいうと195カ国、そして加盟していない国も含めると200ちょっとの国があります。

それぞれの国にはそれぞれ優れているところがあります。
ニュージーランドが誇りを持って他の国の人たちに教えられることってなんでしょう?

今日の話は何だかお堅い話みたいですけど、簡単に言ってしまうと「ニュージーランドはここが他の国より優れてるよ!」というお話です。

社会的成熟度が高い国

以前、記事でお伝えしたことがあるんですけどニュージーランドはSocial Progress Index(社会成熟度の格付け)で世界で一番の評価を得ました。

詳細はニュージーランド もっとも生活しやすい国で世界一に選ばれるをご覧いただくとして、国としての成熟度が高く、国民が「人間らしく快適に生活できる国」として評価されています。

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実はこの「人間らしく快適に生活できる国」を目指す国民性は、今に始まったことではなくて、1800年代半ばからすでにあったんです。

1893年、ニュージーランドは女性の参政権を始めて認めた国であり、2001年には政治の世界において初めて政府のトップ3を女性が占めた国でもあります。

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また8時間労働はニュージーランドが発祥 です。1840年に認められました。当時は12時間労働が当たり前でした。

こういった「人として当たり前のことを手にする」権利を主張して、勝ち取っていくニュージーランド人の国民性は世界中の人びとに教えることが出来ることではないでしょうか。

まぁ、ときにはこの「権利を主張する」が日本人には「いやー、そこは主張しすぎじゃ…」と思うこともあったりするんですけど、その辺は控えめな日本人として学ぶところでもあります。

先住民の文化を守ること

日本のアイヌ、北米のイヌイット、オーストラリアのアボリジニーなど世界中にいわゆる「先住民」と呼ばれる人たちと、その人たちの文化があります。

ニュージーランドには「マオリ」という先住民がいます。

各国の政府はこういった人たちの文化や生活を保護することはしています。ただ保護するだけでスポットライトを彼らに当てることはありません。

ところがニュージーランドは違います。

ラグビーの試合前にハカを行います。イギリスのウィリアム王子夫妻がニュージーランドを訪れれば、マオリ式歓迎をして、さらにはホンギ(マオリ式の挨拶)も行います。

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© BBC News

さらに国としてマオリ語を公用語に定めたり、学校で子どもたちはマオリ語やマオリの文化を学びます。
また「マオリ週間」という期間が1年に1週間ほどあり、その間はテレビでもマオリの特集が組まれたり、マオリ語を知るための番組が作られたり、マオリ語と親しむための試みが行われています。

こういった「その国固有の先住民文化を守る」ことについてニュージーランドは他の国よりも前に進んでいます。

歴史がなく小さな国だからできること

今回の話はWhat NZ can teach the world… | Stuff.co.nzとう新聞サイトの記事を読みつつ、日刊ニュージーランドライフの視点で書いてみました。

ニュージーランドは誕生してまだ200年も経っていない若い国、しかも人口が440万人しかいない小さな国です。

良くも悪くも歴史が浅いため、1000年とか2000年も歴史がある国と比べたら、変な慣例やしがらみ、派閥みたいなものがあまりありません。

それに国の規模(人口)は東京の半分です。
日本の1つの自治体の舵を切るのと、国1つの舵を切るのがほぼ同じサイズなので、国民の声が政治に反映されやすいんだと思います。

きっとニュージーランドと同じやり方をしても、日本を変えることは出来ないと思います。それは規模も違えば国民性も歴史的な背景も違うわけですから。

でも、優れているところを取り込んで自分たちの文化にすることが得意な日本人だからこそ、何かニュージーランドから学べることがあるのかもしれませんね。

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