100年以上前のニュージーランドの新聞に日本人

今日の話はちょっとマニアックと言えばマニアックな、でも個人的には書いていて日本人として感動すら覚えてしまう話を紹介したいと思います。

ニュージーランドの国立図書館(National Library of New Zealand)が1839年から1945年までにニュージーランド国内で発行された新聞をデジタル化して、オンラインで無料公開しているのを見つけました。

その中で日本人を見つけることが出来たので紹介したいと思います。

紙の時代から電子の時代に

先日、オークランドに行った際、New Zealand Heraldと言う新聞社で働いている方とお話しをする機会がありました。

その方曰く、ニュージーランドでも時代はどんどん電子化の方向に進んでいき、最近では昔からある紙の新聞の部数はどんどん落ちていくのに対して、オンラインの新聞サイトは日に日にアクセス数を伸ばしているそうです。

Dominion Post Classified
© nzlife.net

アメリカでは紙媒体の広告どころか、テレビの広告費をインターネットの広告費が上回ったそうです。紙が良いとか悪いとかの話ではなく、世の中は動いているんですね。

過去の新聞を読める Papers Past

Papers Pastと言う紙の新聞をスキャナで取り込んで電子化するプロジェクトは2001年からニュージーランド国立図書館主導で行われています。
25万ページに及ぶ歴史的な新聞と、2001年以降発売された新聞全てを電子化しています。

例えば今から175年前、1839年8月21日の新聞は8ページありました。
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Emigration to New Zealand. The directors of New Zealand Company hereby give notice … と言う風にキチンと読めますよね。

さらにこのサイトのスゴいのは紙だと検索が出来ないのに対して、これらの新聞はそれぞれに文字データも保存されていて検索をすることが出来ます。

例えば以前、日刊ニュージーランドライフで紹介したニュージーランド人に初めて帰化した日本人のAsajiro Nodaさんを当時の新聞から見つけることだって出来ました。

自分で言うのも変なんですけど、時間がある方は「ニュージーランド人に初めて帰化した日本人」もぜひ読んでみてください。なんとなく日本人として頑張っていこう!と言う気持ちになれます。

ちょっと縦長の画像なんですけどご覧ください。1908年12月30日の新聞です。
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検索した文字は黄色でハイライトされるので探すのも簡単です。

Rangiriri Athletic Club’s Sportsと言うスポーツ大会に出場したみたいです。
もちろんAsajiro Nodaさんには会ったこともない(1942年に亡くなっています)どんな人かもわかりません。

でも、同じ日本人が今から100年以上も前のこのニュージーランドにいたことを自分の目で実感できたことはちょっとした感動すら覚えてしまいました。

自分の言葉で色々探して見てください

自分の言葉で探してみるとけっこう面白いことが出てくるかもしれませんよ。

上のAsajiro Nodaさんのこと以外にも自分が住んでいた場所や思い入れのある場所など入れてみると楽しかったり、「Recipe」と探してみてもいいかもしれません。

Papers Past — Auckland Star — 19 September 1945 — Page 4
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紙の新聞ってあの匂いとか好きな人がいたり、窓の掃除に使ったりできるんですけど、印刷するために大量の木を切ったり、工場でたくさんの燃料を使ったり、さらに配達する必要もあったりするので、だんだん時代とそぐわなくなって来ていると思います。

データだと検索が出来たりして便利ですしね。

古き良きものがなくなっていくのは残念かもしれませんけど、時代の流れなのかもしれません。

それにしても、Asajiro Nodaさんのことを見つけられてすごく嬉しかったです。

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