日本だと有り得ない!ニュージーランドの祝日の一部には”アレ”がない

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今日の話は日本だとなかなか考えられないちょっとビックリなお話です。

ニュージーランドでは祝日の一部で、日常的に目にする「アレ」がないんです。
ニュージーランドに長く住んでいる方でも気が付いていない人も多い、日本だったら絶対に有り得ないことです。

さて、その「アレ」っていったい何だと思いますか?

無くて良いのに絶対にあるアレ

今回はその「アレ」が何なのか考えながら読み進めていってください。
もし時間がない方は下にスーッとスクロールすると答えと理由が書かれているので、そこだけ見てもらってもOKです。

dancing girl

時間がある方は、ヒントを少しずつ出して行くので、それを見ながら「何だろう?」と考えながら読み進めてもらえると嬉しいです。

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ヒント1

その「アレ」を知らない日本人はいません。
ただライフスタイルによって、日常的に見かけない人はいるかもしれません。

ヒント2

ヒント1はあまりにも漠然としているので、もう少し絞り込みましょう。

その「アレ」は食べたり飲んだりするものでも、または着るものでもありません。

では、何をするのか。

それは「見るもの」です。

ヒント3

だいぶ狭まってきました?

その「見るもの」を見れない日は、祝日のなかで数日だけです。
終日見ることができないのは「Christmas day」「Good Friday」「Easter Sunday」それと「Anzac Day」です。

さらに祝日ではないんですけど、普段も日曜日の午前中はその「アレ」を見ることはできません。

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walking people on Cuba St

答えはコレ!

あまり長く引っ張っても退屈になってくると思うので、そろそろ答えを書きたいと思います。

答えは写真の下に書きますので、答えを考えてみたい方は幾つか答えを用意しながら下を見るようにしてくださいね。

dog waiting for ice cream

では、答えを書きます。

ニュージーランドの祝日、Good Friday、Easter Sunday、Christmas Dayの終日とAnzac Day、日曜日の午前中に世の中から姿を消すものは

テレビCM

なんです。

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ビックリじゃないですか?
日本だったらスポンサーのこととか、いろんなことが問題になって絶対にこんなこと起こりえませんよね。

ちなみにラジオの場合はChristmas Day、Good Friday、Easter SundayだけCMが禁止されています。

これはニュージーランドの法律Broadcasting Act 1989の7章81項にしっかり定められているんです。なので違反するとそれに関わった人「全員」に対して10万ドル(約800万円)の罰金が発生します。

テレビでもラジオでも関わるのは1人ではないので、関わった人全員というのはけっこう厳しいですよね。

ではその日のテレビはどうなってるの?

テレビといえば15分おきくらいに1分程度のCM、そして番組と番組のあいだには5分程度のCMが流れるのが当たり前ですね。

ところが当日にテレビを見ていると、いわゆる「広告」としてのCMは一切見ませんでした。

no ads on TV on Good Friday

CMとして流れるのはテレビ番組の紹介ばかりです。

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ショッピングチャンネルも商品の販売ができないので、5分くらいの繰り返しでそのチャンネルの紹介をしたり、20年くらい前の古い旅番組を放送したりしていました。

もちろんスポンサーはCMを出せないので、テレビ局自体もスポンサーが付いている番組を放送できません。なのでその日はいつもやっているニュース番組以外は、映画やドキュメンタリー番組ばかりです。

なんでCMを放送できないのか

CMを放送できない日、時間帯はすべて宗教的な理由なんです。

これらの日はいわゆる「安息の日」と呼ばれていて、日曜日以外のChristmas Day、Good Friday、Easter Sundayの終日と、Anzac Dayの午前中はお酒の販売が禁止されています。
また「働いてはいけない日」とか「贅沢をしてはいけない」など、いろいろキリスト教によって制限があるんですね。

その制限を国をあげてやっているわけです。

Easter opening hours
© nzlife.net

また余談なんですけど、これらの祝日に飲食店は基本的に営業してはいけません。開けたい場合は$1,000の罰金を払う必要があるんです。
これも「贅沢」とか「働く」ということにひっかかるんですね。

それでも、みんなが休んでいる日こそかき入れ時なので、レストランなどの飲食店は罰金を払ってでも開けるところが最近は増えていて、法律改定を求める声も年々大きくなっているそうです。

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個人的にはこう思う

これらのテレビCMの法律は1989年、飲食店の営業時間については1990年に作られました。当時と今では移民が増えて無宗教の人がニュージーランドで一番大きな勢力を持っているほどです。

その中で「安息日」を軸にした法律は現実とそぐわなくなってきているかな?と思わずにはいられません。

それにしても、CMがないままテレビを放送してしまうなんて日本では絶対に起こりえないことですよね。
そして日本人にとって、1つの宗教が国を作る上で大きな土台になっているというのはすごく興味深いことです。

ぜひGood Friday、Easter Sunday、Christmas Dayにテレビを見てみてください。日本では味わえない不思議な感覚を味わえると思いますよ。

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