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ニュージーランドは来週の金曜日4月14日、Good Fridayと呼ばる祝日です。
Good Fridayのあとの日曜日と月曜日はイースターという祝日なので、日本でいうところのゴールデンウィークのような感じになります。そのため、全国の観光地は賑わいを見せ、オーストラリアなど近場へ旅行する人も増えます。
ところで日本でも最近イースターは耳にしますけど、Good Fridayというのはあまり馴染みがありませんね。
そもそもGood Fridayというのは何なんでしょうか。
このページの目次
Good Fridayに似た言葉は?
Good Fridayってなんなんでしょう?
似た言葉で思いつくのはブラック・マンデー、ブルーマンデーくらいです。
ブラックマンデーというのは、なんだかフワフワッとした説明をすると、1980年代後半に株価が大暴落して、あっちこっちがてんやわんやの大騒ぎだった事件のことらしいです。
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そしてブルーマンデー、別名サザエさん症候群は月曜日から仕事の人が日曜日の夜に「あーーー明日仕事に行きたくないなー」と落ち込むことです。
サザエさん症候群と呼ばれる理由は、ちょうどサザエさんがやる時間帯に気持ちが落ち込むことから、そう呼ばれました。そして気持ちをブルーにさせる月曜日だからブルーマンデーと呼ばれているみたいです。
Good Fridayが何か勝手に推測してみよう
まずグッド・フライデー(Good Friday)が何なのか紹介する前に、グッド・フライデーがどんな意味なのか推測してみましょう。
ブラックマンデーも、ブルーマンデーも名前の雰囲気から幸せな感じはしませんね。どちらかというと気持ちは落ちている感じがします。
でも、Good Fridayにはポジティブな響きがあります。GoodなFridayなわけですから。
GoodなFriday。どこかでそんな日本語聞いたことありませんか?聞いたことがあるとしたら、年齢層は30代後半以降の人ですね。
そうです。「花金」です。
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花小金井(東京の人しかわかりませんね。。)の略ではありません。
花金は花の金曜日の略で、土日が休みの人たちが、その前の日の金曜日はいっぱい飲んだり、遊んだりして楽しもう!というバブルの時代にできた楽しみ方のスタイルみたいなものでした。
でも、まさかGood Fridayがこの花金に近い意味なわけがありません。
Good Fridayはキリスト教にまつわること
Good Fridayというのは、十字架に張り付けにされたキリストが「一度」亡くなった日のことをいうそうです。
つまりは命日ですね。
でも、キリストは3日後の日曜日に生き返ります。なんかドラゴンボール的な展開です。
どうしてGood Fridayって呼ぶのか
キリストが亡くなった日なのにどうしてGood Fridayと呼ぶのでしょうか。
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英語圏ではGood Fridayといいますが、別の国ではそれぞれの国の言葉で「聖なる金曜日」とか「嘆きの金曜日」「追悼の金曜日」といったすごくわかりやすい呼び方をするそうです。
ところがどうして英語圏だけHappy Hourと似た感じのGood Fridayなんて名前なんでしょう。
もともとGood Fridayは「God’s Friday」だったという説や、「God be with you」のGodがいつの間にかGoodになったなどの説があるそうです。
ちなみにグッド・フライデーはキリスト教の人たちにとって、クリスマスよりも神聖で大事な日らしいです。
でも、日本のお盆とか古来からある風習の意味を知らない日本人が増えているのと同じように(僕も意味を知らない風習がたくさんあります)、ニュージーランドだけでなく海外の人たちもGood Fridayがいったいどんな日なのか知らない人が増えているそうです。
ということで、来週の祝日Good Fridayがどんな日なのかでした。