イースター向けの新作ピザ広告に非難の嵐 in ニュージー

ニュージーランドにHell Pizzaと言うピザチェーン店があります。

そのHell Pizzaが出したイースター向けに作られた新しいピザの看板がHell PizzaのFacebookページはもちろん、それを報じたニュースサイトなどで非難の嵐になっています。

今日はそんな広告についてと、個人的に思うことを書いてみます。

先にイースターの予備知識を

この話。イースターのことに少し触れておかないと、知らない人は話が全然見えないかもしれません。

イースターは別名「復活祭」と言ってキリスト教のイベントです。

ニュージーランドでは1、2を争うほど盛り上がる祝日の1つで、幾つか祝日が重なっていることから、日本で言うところのゴールデンウィークみたいな扱いになっています。

そしてそんなイースターではイースターバニーという「うさぎ」と、イースターエッグと言う「たまご」を街中至るところで見かけるようになります。

4 square easter version
© nzlife.net
ちなみにスーパーマーケットの4Squareのおじさんもイースターです。

なんでうさぎとたまごなのかは、今回は話が長くなるので触れないで起きますね。
以前そのことについて書いたことがあるので、興味がある方は「イースターバニーは哺乳類じゃない?鳥類か両生類かも」をご覧ください。

Hell Pizzaが出したイースター商品と広告

Hell Pizzaと言うチェーン店はもともとブラックジョークが過ぎる店として過去に何度かメディアに取り上げられたことがありました。

今回は完全にやり過ぎてしまったようです。

Hell Pizzaが出した新商品は「うさぎの肉を使ったピザ」でした。

しかも出した広告がコレです。
skitched-20140414-184835

本物のウサギの皮を看板に張り付けて看板には
New for Easter(イースター向けの新商品)
Rabbit Pizza(うさぎピザ)
Made from real rabbit. like this billboard(本物のうさぎで作りました。この看板のように)

これは反感買いそうな内容ですよね。
最近ネットでは「炎上ビジネス」とか「炎上マーケティング」なんて言う言葉がありますけど、明らかにこれは「炎上を狙った広告」だと思います。

ちなみにHell Pizzaの統括マネージャーをするBen Cumming曰く

うさぎの肉は肉の中でもヘルシーで美味しいし、それに可愛いし、ニュージーランド、特に南島にとっての害獣を減らせるから良い

とのことです。「可愛いし」とか言わなければ「ヘルシーだし害獣を減らせる」と正当性を主張できるのに余計なことを言いますよね。

もちろんそんなHell PizzaのFacebookページには数百のコメントが寄せられて、賛否両論いろんな意見が交わされています。

個人的にはこう思う

この広告とそれに寄せられるコメントを見て、自分を含めて人間って自分勝手な生き物だなーと思わずにいられません。

もちろん今回のHell Pizzaの広告は露骨で、わざと人の感情に波を立てるようなやり方をしています。なのでアレコレ言われてもしょうがない、というよりアレコレ言われることを目的としています。

今回の広告ではHell Pizzaの広告表現はもちろんなんですけど、うさぎの肉を食べたり、うさぎの革を張り付けることに対してすごく非難されています。

でも、ステーキハウスで壁に毛が生えた状態の牛の皮が掛けてあったり、レストランとかで鹿の剥製が壁に掛けてあることは問題視されないんでしょうか。

ちなみに我が家では鹿の頭が飾られています。

Very Real Stuffed Head
© nzlife.net

もちろん首尾一貫して肉をまったく食べない人が非難するのはわかります。
でも、コメントを見ていくとそうでもない人が多いです。

うさぎがダメで豚は良い。
牛は良くても鯨はダメ。

その境目はなんなんでしょう。

そして、そんなことを書いている自分は牛も豚も鳥も羊も魚も食べます。鯨だって日本で何度か食べたことあります。

うさぎの看板から話が少しそれましたけど、なんだか世の中矛盾だらけだけですね。

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