髪型の”ボブ”って何で”ボブ”って言うんでしょ?

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またまた「気になって調べてみたシリーズ」の第65弾目(適当)です。

髪型で「ボブ」ってありますよね。
日本語の古い言い方だと「おかっぱ」って言うやつです。ワカメちゃん的な髪型です。

あれってなんでボブって言うんでしょうね?
ちょっと気になって調べてみました。

目次

髪型の「ボブ」ってこういう髪型

男性の場合、イマイチ「ボブ」って言われてもどんな髪型なのか思いつきません。

なのでまずは絵を見ていただいた方が良いかもしれませんね。

ボブって言うのは、こんな髪型です。

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絵画だとちょっとわかりにくいですか?

そうですねー。ボブと言えばやっぱりこの人じゃないでしょうか。

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田嶋陽子。まだテレビとか出てます?

では、どんな髪型かわかってもらえたところで「ボブカット」の語源について掘り下げてみます。

「ボブ」カットの語源

この髪型がなんでボブと呼ばれるようになったのか、諸説あって決定的なものはありませんでした。

ちなみに「ボブ」は英語だとBob cutとかBobと言うそうなので、もともと英語で、それが日本でそのまま使われたのは間違いなさそうです。

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それではいくつかある諸説をしますね。

動物の「尾を切る」が語源
英語で動物の尾を切ってることを”bob”と言う動詞で表現するそうです。例えば”bob a horse’s tail”とかですね。

そして長い髪を動物の尻尾に見立てたことから、bob cutと呼ばれるようになったと言う説。

カツラを短くするのが語源
もともとボブは女性の髪型ではなく身分が高い男性がかぶったカツラだったという説があります。

皆さんも音楽室のモーツアルトなどがカツラをかぶっているのは知ってると思います。
あれは1600年代前半にルイ13世が髪が薄いことを気にしてかぶったカツラが、その後ファッションとして、また地位を表すものとして定着したものでした。

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↑ルイ13世。当初のカツラは非常に長い髪だったそうです

この文化はしばらく続き、アメリカの植民地時代1700年代後半でもまだ流行っていました。
ところが高価だったため、大金持ちは買えても小金持ちは買うことができず、肩くらいまでの長さのカツラをかぶるようになりました。

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このカツラのことを「bob wig」と呼んだそうです。

女性の社会進出が語源説
これは「動物の尻尾を切る」説に近いんですけど、19世紀後半20世紀初頭は「女性=長い髪」が当たり前でした。
ところが女性の社会進出や当時の女優がこぞってショートカットにしたことから1920年頃、当時の女性たちの間で髪を短く切ってしまうことが流行りました。

そのとき、長く束ねていた髪の毛を切るのを、動物の尾を切るという意味でも使われるbobで表現したことから「bob cut」もしくは「bob」と言うようになったと言う説です。

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アメリカ兵ボブが語源説
第1次世界大戦中、金髪ロン毛のアメリカ兵Bobが、ヘルメットをかぶっても金髪ロン毛が目立ってしまい、ヘルメットからはみ出た部分だけをカットしたところ、ヘルメットを取ったら可愛くて流行ったという説。

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どれが説得力があるかは言わなくても

諸説ある中で、どれが説得力があって、どれが信憑性があるかは言わなくてもわかりますね。

もちろん、アメリカ兵のボブが

また1つ賢くなりました。

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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