カートにGPS 買い物の動向を絶賛監視中 New World

スーパーのショッピングカートにGPS装置が付けられていて、買い物の動向を全部監視されていたとしたらどうおもいますか?

Auckland(オークランド)にあるスーパーマーケットNew World Victoria Parkでは先月からショッピングカードにGPS装置を取り付けてお客さんの行動を監視しているそうです。

ニュージーランドで初の試み

このショッピングカートにGPSを取り付けるのはニュージーランドでは初の試みらしいです。

カートのカゴの部分に1辺が15cm弱の黒い箱が取り付けられていて、ショッピングカートの動きをずっと記録し続けているそうです。

そしてこの試みはお客さんには店頭で告知されていません。

監視することでわかること

このGPSによってたくさんのことがわかるようになります。

まずお客さんがお店に入ってからレジに行くまでの動きです。
そして次にわかるのが、立ち止まったときの滞在時間がわかります。

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なので、こういう「わ!」と思えるものを見て写真撮っているのも「立ち止まった」として記録されるわけですね。

この2つがわかることで、お客さんがよく立ち止まる場所には特価などのチラシを貼るといった宣伝の場所として使ったり、通路が混雑することも予想されるので、通路を広くするなど棚のレイアウトを変えることができます。

また特定の棚が見つけにくいのか、あとから戻ってくる人が多ければ、そこにある商品の場所を変えたり、目立つサインを設置するなどもできるわけです。

New World Victoria Parkでは先月から導入され、すでに集められた情報を基にレイアウトの変更が行われたそうです。

お客さんは歓迎してるのか

新聞社のNew Zealand Heraldが週末のNew Worldへ行き、インタビューしたところによると、自分たちの行動が見られていることを大きく気にする人は少なかったようです。

中には消費者の動向を見て、より買い物がしやすくなるなら大歓迎という人も多くいました。

ただほとんどの人が口を揃えて、が「告知はするべきだと思う」と述べていたそうです。

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これはPAK’nSAVEのショッピングカートなのでイメージ写真です。

このシステムは安全なの?

このGPSでは個人の特定はしていないので、違法性は今のところまったくありません。

ただ今後、支払いの時に使うクレジットカードやEFTPOSや、Flybuys(ポイントシステム)と結びつかせることで、個人情報と結びつかせることもできるようになります。

そうなってくるとかなり怖いです。
年齢性別、そのお店以外で買ったものなど個人の動向がどんどん記録されてしまいます。

その場合は個人情報保護の観点からも検証する必要が出てくるため、今後どのようにこのシステムが発達していくかは注意する必要がありますね。

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個人が特定されないなら賛成

個人が特定されず、ただ純粋に棚の配置を考えるために使われるなら、どんどん活用して、より買い物をしやすいお店作りに役立てて欲しいです。

でも、個人情報と結びつくなら断固反対です。

とは言ってもAmazon.co.jpとかオンラインサイトはサインインしたあとは、「どこのページを見た」「欲しいモノリストに何があるか」「何を買ったか」全部データとして取って、「これ興味ないですか?」って示してくるので、オンラインサイトはかなり個人の情報を持っているんですよね。

それを考えると怖いなぁと思います。

日本ではこういうショッピングカートにGPSを付けるシステムって導入されているんでしょうか?
インターネットで探したんですけど見つかりませんでした。今はまだでも今後そういうのがどんどん導入されていくんでしょうね。

いいような悪いような複雑な気持ちです。

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