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「いつかやってみたいことリスト」の中に「キャンパーバンでニュージーランドを旅行する」というのがあります。
でも意外とキャンパーバンって高いんですよね。
なので、一見手が届かなさそうな願いごとだったですけど、意外と無理じゃないことがわかったので、皆さんにも紹介したいと思います。
普通に借りるとどのくらいするのか
例えばAucklandからChristchurchまでキャンパーバンを借りて7泊8日で南下していく場合。
「移動」するためのお金はこんなものが必要になってきます。
- キャンパーバン代:1000ドルくらいから、高いと2500ドルとかもっと高いものも
- フェリー代300ドル
- ガソリン代(乗った分だけ)
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ガソリン代はAuckland-Christchurchは最短距離でだいたい1,000キロ。
うちのセダン(4ドアで1995年製くらいのやつ)の燃費で換算&ちょっと寄り道をしても、ガソリン代として300ドルはかかります。
現実的なところで言うと2,500ドルもするキャンパンは借りられないので、一番安い1,000ドルの車で合計金額を出して見ると1,600ドルかかるわけですね。
さらに、キャンパーバンなので宿代はかかりませんが、電気の充電とかシャワートイレなどが必要な人はさらにキャンプ場代として30ドルから60ドルはかかります。
値段に差があるんですけど、50ドルで7泊した場合さらに350ドル(二人)かかって合計金額はほぼ2,000ドルします。
7泊8日で2,000ドル。1日換算で250ドル。レンタカーを借りて、ホテルに泊まって旅行するよりは安いんですかね。
でも、これは普通の6人乗りのワゴン車の後ろをベッドに変えたようなものです。トイレもなければシャワーもないタイプでこの値段dす。
無料でキャンパーバンを借りる方法
そこで本題に入ります。
無料でキャンパーバンを借りられて、さらにフェリー代までタダになる方法です。
しかも条件さえ合えば普段は乗れないようなゴージャスなキャンバーバンを無料で借りれるかもしれない方法です。
特に観光シーズン中、多くの観光客がAucklandから入国、キャンパーバンを借りて、QueenstownとかChristchurchで返却していきます。
そうするとQueenstownやChristchurchでは返却されたキャンパーバンがたまってしまって、逆にAucklandではキャンパーバン不足が起こることがあるんです。
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だからと言って誰かを飛行機でChristchurchまで飛ばして、Aucklandまで北上してくるのもバカバカしい話。
そこである人が「戻すのを観光客にやってもらえば良いんだ」と思いついてビジネスを立ち上げました。
その名もtransfercar from A to B for Freeです。
このビジネス、ニュージーランドだけでなくオーストラリアでも展開されています。
正しく言い直しましょう。オーストラリアで展開して、隣の国ニュージーランドでも小遣い稼ぎ程度に展開しています。
© Apollo Euro Star | Flickr – Photo Sharing!
例えばChristchurchからAucklandに返却して欲しいキャンパーバンが、今現在で約80台もあります。
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車の大きさや借りられる期間、フェリー代が無料になるのかならないのか、などなど違いはありますが、所定の期間内に返却すればキャンパーバン代は無料になっちゃいます。
上で計算したことをこのサイトを通してやった場合、
- キャンパーバン代:タダ!
- フェリー代2人で約100ドル(車代は無料。でも人間代は自腹)
- ガソリン代 概算で300ドル
なので、浮いた金額は驚きの1,200ドルです!
逆を言えば400ドルでAucklandからChristchurchの7泊8日の旅ができちゃいます。
これなら途中、キャンプサイトで泊まったり豪華なご飯を食べても全然問題なしですよね。
注意しないといけないこと
キャンパーバンの会社は「車を目的のところまで戻して欲しい」というのが目的なので、期間が短いものが多いです。2泊3日を最短にだいたい1週間くらいで返却しなければなりません。
なのでのーーーんびり旅行というわけにはいきません。
それと無料で走れる距離が決められていて、短いものだと1,400キロしかないのであまり寄り道をしていると追加料金が発生するかもしれませんね。
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その他、自分たちが借りる車は誰かが返却したもの。返却後掃除されて引き渡されるのか、何も掃除されていないのかどうかとかわからないことがまだいくつかあります。
旅行プランの1つにどうですか?
旅行と言えば、毎晩泊まるホテルを変えて転々としますよね。
時には「この街にもっといたい」と思ったり、「もう疲れたから運転したくない」と思っても「今晩のホテル予約してるから」という理由で、無理矢理移動することもあります。
でもキャンパーバンなら、そんな心配は要りません。
レストランのご飯も楽しいけど、毎日は胃が疲れちゃいます。
でも、冷蔵庫があるのでキャンプみたいに自炊しながら旅行すれば、上の写真みたいな綺麗な湖の畔で夕陽を見ながらバーベキュー!なんてことも夢じゃありません。
ぜひ次の旅行プランに加えてみてはいかがでしょう。