サインの作り方 日本人を意識して作ってみよう

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海外で生活するようになって印鑑を使わなくなりました。

その代わり使うようになったのがサインです。
日本・中国・韓国以外のほとんどの国には印鑑を押す文化がありません。そのため日本で印鑑を押すシチュエーションではサインをすることになります。

ところが日本では一般の人はサインをする機会なんてほとんどありませんよね。あるとすれば芸能人とか小説家、漫画家、スポーツ選手といった有名な人だけです。

自分自身ニュージーランドに来て最初の5年くらいはサインが必要といわれたとき、漢字で名前を書くだけでした。

それかアルファベットでサラッと名前を書くか。筆記体を一応書けるので筆記体を使ったりもしました。でも、なんかかっこ悪いなーと思い続けていました。せっかくサイン文化の国にいるんだし、オリジナルのサインをサッと書けたら格好いいんじゃないかな?と。

最終的にはいろいろ悩んだあげく自分のサインを作ったので、今回は作る過程というか、考え方みたいなのを紹介したいと思います。

目次

マネされにくいサイン=日本人らしいデザイン

Signature

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一般的にサインをするとき、「楷書」といわれる1文字1文字ハッキリ書くのはよくないとよくいわれています。

なぜかというとマネされやすいからです。

また、どこかでこんなことが書いてありました。

  • アルファベットは世界中の人たちが見慣れて書き慣れているからマネされやすい
  • 漢字の楷書は日本人、中国人、韓国人といった漢字を使う文化がある人たちにマネされやすい

なんだか、これらを全て鵜呑みにしていると八方ふさがりな感じがします。

でも、日本人には強い味方がいます。それは「ひらがな、もしくはカタカナ」です。
ひらがなやカタカナは他の国にはない文字ですからね。

ひらがなやカタカナがよくわからない人たちが飲食店やホテルのメニューや看板を作って、「何これ?」って思うことありますね。

例えば、これはヒドい例です。

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シかーノレ十ソ木〒ノレ

わかりました?

これは「リッツカールトンホテル」を書き間違えた例です。

まず、カタカナを知らない人にとって「”リ”と”ソ”と”ン”」は区別が付きません。また「ル」を「ノ」と「レ」の2文字だと思ったり、「テ」が「〒」になってしまったりするわけです。

でも、全部ひらがなとか、全部カタカナというのも何となく面白味がありません。

そこでヒントをもらったのが、以前の職場のオーナーのサインでした。彼女のサインはアルファベットと漢字を混ぜたサインを使っているんです。なので、自分はひらがなとアルファベットを混ぜてみることにしました。

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「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「Alphabet」と4つの文字を使い分ける日本人としては、これらを上手く混ぜたら他の国の人には作れないサインになること間違いなしですからね。

サイン作りはある意味デザイン

サインは「書く」ではなく「描く」と言う人がいるそうです。

ただ何となく書くとただの汚い字になってしまいます。サインを作る上で、つまりサインをデザインする上で抑えておくべきポイントみたいなものをHow to Sign a Cool Signature with Step-by-Step Pictures – wikiHowという記事を見つけました。

コツとしては

  • 主に最後の文字を使って全体に下線を入れる
  • フルネームのイニシャルを大きくするなどしてメリハリを付ける
  • どこか文字の一部を強調したりしてデフォルメしてみる
  • 丸で囲ってみる。時には何重にも。
  • 何かマークを入れる。例えばハートとか

などがありました。でもイマイチ、こうピンと来ませんよね。

例えばディズニーの創設者Walt Disneyのサインはこんな感じでした。

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ちなみに日本人なら英語の筆記体の代わりに「草書」という筆記体みたいな文字があります。
これと英語の筆記体を混ぜるとひらがなや漢字とアルファベットを一気に繋ぐことができちゃいます。

草書の書き方はGoogleで探すといろいろ出てきますので参考にしてみてください。

試行錯誤の結果できたサインは

いろいろ迷って「ひらがなとアルファベットを混ぜる」方向で考えることにしました。

まず最初にできたのがこれ。
masa osadaの「m」と「ま」が合体したものです。

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「ま」が逆さまになってるんですね。

たださすがにこれじゃシンプルすぎるので、これは却下にしました。もう少し複雑にしようということで最終的に決まったのがこのサインです。

いろいろ混ぜました。ひらがなアルファベトの2つでいくつもりが、最終的には漢字もかなり形を崩して入っています。

使い始めてしばらく経つんですけど、だんだん形がわかってきています。
何年も経ったらもっとこなれたサインになってくれるんじゃないかな?と期待しています。

追記:2017年1月2日

この上のサインの画像を作ってだいぶ経ちましたが、かなり変わってきました。なので今はこの上のサインだと別人といわれてしまうかもしれません。けっこうサインって変わるものです。

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サインは本名じゃなくてOK

意外かもしれませんが「サインは名前じゃなくても良い」って知ってましたか?

以前、クレジットカードのサインが「♡」だけ「◯」だけの人や、絵を描いてる人もいました。「◯」を使っている人に理由を聞いたら、「まさか、この◯がサインだとは思わないだろ?」と言ってました。なるほどと言えばなるほどだけど、大丈夫なんですかね。

もちろん名前を書くにしても、ありふれた名字が嫌いなら「綾小路」とかにするのもOKです。あとは姓名判断を見て、本名だけど漢字を変えてみるのも良いですね。

皆さんもこれを機に自分なりのサインを作ってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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