日本とニュージーランド 意外とたくさんある共通点

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ニュージーランドで生活をしていて、もちろん海外なので「文化の違い」とか「言葉の違い」はあるんですけど、ニュージーランドと日本はどことなく似ている気がしてなりません。

だからこそ「ニュージーランドに住みたい」と思ったのかもしれません。

以前、Twitterでこんなツイートがたくさんリツイートされていた時期がありました。

世界には200近く国があるのに四季のある島国って世界に日本とニュージーランドくらいしかないんですよ!だから日本に生まれたってすごくラッキーなんです♪

んーーー「日本とニュージーランドだけ」と言うのは間違った情報なんですけど、でもあながちこの共通点って日本人がニュージーランドに惹かれるポイントとして大きいのかもしれません。

そこで今日は「ニュージーランドと日本の意外と多い共通点」を紹介したいと思います。

目次

日本とニュージーランド 意外とたくさんある共通点

共通点01 島国である
外務省によるとこの地球上には日本を含めて195カ国あります。
その中で「領土がすべて島で構成されている国」というのは、47カ国あるそうです。約1/4ということですね。余談なんですけど海にまったく接していない国は48カ国あるそうです。

ちなみにオーストラリアは島国ではありません。
オーストラリアは世界最小の大陸なんですね。そして世界最大の島がグリーンランドです。「え?島と大陸の違いは何?」と言う方はGoogleで探すか、以前日刊ニュージーランドライフで書いた記事「「島」と「大陸」の違いって何だろう?」をご覧ください。

それと国の面積も似ているといえば似てますかね。
ニュージーランドの面積は268,021平方キロメートル、そして日本は377,944平方キロメートルです。だいたい日本の70%くらいの面積になります。

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Cape Reinga
© Cape Reinga | Flickr – Photo Sharing!

イメージ的には日本全体の面積から北海道と四国を抜くとほぼ日本とニュージーランドは同じ面積になるんですけど、東京ドームいくつ分と同じくらいわかりにくい例えですね…。

共通点02:南北に長い島である
日本もニュージーランドも南北に長い島から成っている国です。
これによって土地土地で表情豊かな自然の違いを見ることが出来たり、同じ国の中で季節の移り変わりを知ることが出来ます。

大きな違いは日本は北半球、ニュージーランドは南半球なので南北の考え方が逆です。
日本だと「北が寒くて南が暖かい」なんですけど、ニュージーランドの場合は「北は暖かく、南は寒い」です。

共通点03:気候が似ていて四季がある
ニュージーランドと日本はほぼ同じくらいの緯度にあります。そのため、ニュージーランドと日本の北海道、青森、岩手、長野辺りは西海岸性気候と呼ばれる同じ気候帯が同じです。
それ以外の都道府県は温暖湿潤気候と行って、夏の降水量がちょっと多い気候帯に属しています。

アレコレ書きましたけど、つまりどっちの国にも四季があります。

ちなみに最初で紹介した「島国で四季がある国」というのは、日本とニュージーランド以外だとイギリス、アイルランド、アイスランドの5カ国くらいだと思います。

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Blossom trees
© Jan

共通点04:温泉がある
ニュージーランドは日本ほどではありませんが、温泉があります。
一番多いのはロトルアとタウポ辺りですね。この辺は自然の温泉はもちろん商業温泉も幾つかあるほどです。

共通点05:地震大国である
これはあまり嬉しくない共通点なんですけど、どちらの国も環太平洋火山帯(英語だとRing of Fire)の上にあるため、温泉がある代わりに地震があります。

共通点05:数字の単位が同じ
アメリカやカナダなど多くの国で重さポンドやオンス、距離はインチ、フィート、ヤード、マイルなどを使い、温度は摂氏ºCではなく華氏ºFを使います。

ところがニュージーランドと日本は同じ単位を使うので、感覚的に重さや距離、温度がわかります。
カナダにいたときは、これがけっこう大変でした。料理を日本のレシピでしようとすると、グラムをオンスに変換したりオーブンの温度をºCからºFに変換したり。これがないというのはすごく楽です。

共通点06:左側通行

旅行者にとってすごくありがたいのが、車が日本と同じ左側通行であることです。
交通ルールも少し前の改定で日本とほぼ同じになり、かなり違和感なく車の運転ができると思います。

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車を運転しない人も車道を渡るときの安全性が増すんです。
車道を横断するとき、手前の車線は右から、奥の車線が左から車が来るのが日本人にとっての常識です。ところが右車線の国に行くと逆になるんです。これが意外と危険で日本人はとっさに右から車が来ていないかを確認するんですけど、アメリカでは右車線なので車は左から来るんですね。気をつけないと、反対から車が来て轢かれそうに…なんてことがあるんです。

実際、自分はカナダにいた時それで何度か怖い思いをしたし、ウェリントンに来てから明らかに旅行者の人が右から車が来ているのに、反対方向しか見てなくて轢かれそうになるのを目撃しました。

Road to Mount Cook
© HockHow SiewPeng

共通点07:水道水を飲める
世界中で水道水をそのまま安心して飲める国は数が限られています。
しかも、ニュージーランドは日本よりも美味しい水が水道から出ているのは嬉しいところです。しかもオークランド以外のほとんどの都市は水道代が無料、使い放題(もちろん節水は大切ですけどね)です。

旅行中、ペットボトルの水を買ったり、いちいち気にしなくていいのは嬉しい共通点ですね。

日本人は生活しやすい国ニュージーランド

今回パッと思いついて書いたこと以外にも、きっと人それぞれ感じ方も違うので、人によって日本とニュージーランドは似てるなぁと思うこといろいろあると思います。

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でも、どれも日本人にとって慣れ親しんだ環境がそのままニュージーランドにはあるので、住んでいて大きな違和感を感じることがあまりありません。考え方によっては「違いがある方が楽しい」と思う人もいるかもしれませんけど、違いがない方が馴染みやすいと思うんですよね。

皆さんが思いついた「日本とニュージーランドの共通点」何かあれば日刊ニュージーランドライフのFacebookページで教えてもらえると嬉しいです!

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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